特許
J-GLOBAL ID:200903028382319580

クラッチ/ブレーキ・ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 雄造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-288154
公開番号(公開出願番号):特開平7-190095
出願日: 1992年10月05日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 比較的小さい電気コイルだけしか必要とせず、しかも比較的高い制動トルクを発生する比較的安価な電磁作動式のクラッチ/ブレーキ・ユニットを提供することにある。【構成】 電気コイル45の付勢により、磁束を発生させて、アーマチュア40を引付けてロータ40と係合させ、入力軸12をプーリ13に連結する。電気コイルを消勢すると、角度的に互いに間隔を置いた2個の永久磁石55,56により、アーマチュア40をロータ35から遠ざかる向きに引張り、固定の磁極片60,61に係合させ、プーリ13に制動トルクを加える。電気コイルを付勢したときに、この電気コイルの磁束が各永久磁石の磁束に打勝ち、ブレーキを容易に解放し、電磁クラッチ25を係合させることができるように、永久磁石を、相互に密接に隣接してアーマチュアの短い弧だけに沿って位置させる。
請求項(抜粋):
(イ)外周辺を持ち、大体において円形であり、回転しないように固定した電磁的な界磁殻と、(ロ)この界磁殻に対して回転するように支えた入力部材と、(ハ)この入力部材に対して回転するように支えた出力部材と、(ニ)前記入力部材と一緒に回転可能なロータと、(ホ)前記出力部材と一緒に回転可能であり、クラッチ解放位置において通常は前記ロータから軸線方向に間隔を置いて設けられ、クラッチ係合位置に、前記ロータにより軸線方向に引付けられ前記ロータに係合するアーマチュアと、(ヘ)前記界磁殻を通る磁束を生ずるように選択的に付勢可能なコイルと、(ト)前記界磁殻の外周辺に固定され、相互に密接に隣接して位置し、相互間の角度的距離が前記界磁殻の外周辺の周囲の半分よりほぼ小さい寸法にわたって延びるように寸法及び位置を定められた角度的に互いに間隔を置いた複数の永久磁石とを備え、これ等の永久磁石が軸線方向に向く磁極を持ち、1つの永久磁石の一方の磁極が軸線方向の一方の向きに向き、隣接する永久磁石の対応する磁極は軸線方向の反対の向きに向くように向きを定め、前記界磁殻に固定され、この界磁殻が前記クラッチ解放位置にあるときに前記アーマチュアに係合する磁極片を設け、前記永久磁石を、前記磁極片と前記界磁殻との間に挟み、前記各永久磁石からの磁束は、前記アーマチュアが前記クラッチ解放位置にあるときに、前記磁極片、前記アーマチュア及び前記界磁殻を通り、前記アーマチュアを前記磁極片に引付け、前記アーマチュアに制動力を加えるようにし、前記コイルの磁束は、このコイルを付勢したときに、前記永久磁石の磁束に打勝ち、前記アーマチュアを、前記磁極片から遠ざかる向きに、前記クラッチ係合位置に向かって付勢するようにした、クラッチ/ブレーキ・ユニット。
IPC (2件):
F16D 27/10 ,  F16D 67/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭57-154555
  • 特開昭57-154555

前のページに戻る