特許
J-GLOBAL ID:200903028382525962

車両用油圧作動式変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-217499
公開番号(公開出願番号):特開平7-071580
出願日: 1993年09月01日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 ワンウェイクラッチと協働して低速段を確立する低速段用油圧係合要素C1を予め係合した状態で高速段用油圧係合要素C2を解放して高速段から低速段にダウンシフトする際、高速段用高速係合要素のためのアキュムレータが無くても変速ショックを生じないようにする。【構成】 高速段用油圧係合要素C2に連なる油路L7に右方位置に存するシフト弁14を介して接続される油路L8をシフト弁13の左方位置への切換えで給油路L3に接続し、該要素C2に給油して高速段を確立する。油圧制御弁24により調圧弁23を介して給油圧を増減制御し得るようにする。ダウンシフト時に当初はシフト弁13を左方位置に保持し、給油圧を前記要素C2に滑りを生じるまで減圧して、以後低速段のワンウェイクラッチが係合するまで減圧状態に維持し、その後シフト弁13を右方位置に切換えて前記要素C2から排油する。
請求項(抜粋):
ワンウェイクラッチと協働して低速段を確立する低速段用油圧係合要素と高速段用油圧係合要素とを有する車両用油圧作動式変速機の制御装置であって、高速段用油圧係合要素への給排油を制御するシフト弁を備え、低速段用油圧係合要素に給油した状態でシフト弁を介して高速段用油圧係合要素に給油して高速段を確立するものにおいて、高速段用油圧係合要素への給油圧を増減制御可能な油圧制御手段を備えると共に、高速段から低速段への変速時に当初はシフト弁を高速段用油圧係合要素に給油する状態に維持し、この状態で給油圧を高速段用油圧係合要素に滑りを生じるまで減圧して、以後ワンウェイクラッチが係合するまで給油圧を減圧状態に維持し、その後シフト弁を高速段用油圧係合要素から排油する状態に切換える変速制御手段を備えることを特徴とする車両用油圧作動式変速機の制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/04 ,  F16H 59:68
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-194254

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