特許
J-GLOBAL ID:200903028384181764

表面処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤野 勝文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-266049
公開番号(公開出願番号):特開平10-113591
出願日: 1996年10月07日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 ワークに対し表面処理液を吹き付けるスプレー式表面処理装置を備えた塗装ラインの全長を短くすると同時に, その噴射ノズルから吹き出された表面処理液が, 飛び散ったりワークから滴り落ちたりして, 前工程や次工程に持ち出されるのを防止する。【解決手段】 スプレー式表面処理装置S1,S2,S3がチャンバ6内に噴射ノズル7を配してなり,チャンバ6はその上面が開口されると共に前後左右及び底部が囲まれているので,コンベア2で搬送されてきたワークWを昇降機構8によりチャンバ6内に降下させ,前記噴射ノズル7から表面処理液を吹き付ければ,表面処理液の飛沫やワークWから滴る液滴は全て洗浄チャンバ6内に回収される。したがって, スプレー式表面処理装置S1,S2,S3の前後にドレンゾーンを形成する必要がなく, スプレー式表面処理装置S1,S2,S3やディップ式表面処理装置D1, D2を隙間なく連設させて, 塗装ラインの全長を短くできる。
請求項(抜粋):
ワーク(W)を搬送するコンベア(2)の搬送方向に沿って、前処理液,洗浄液,電着塗料などの表面処理液が貯留された処理液槽(3,5)内にワークを浸漬させるディップ式表面処理装置(D1, D2) と、コンベア(2)で搬送されてきたワーク(W)に対し噴射ノズル(7)から前記表面処理液と同種又は異種の表面処理液を吹き付けるスプレー式表面処理装置(S1, S2, S3)が混在して配設された表面処理装置において、前記スプレー式表面処理装置 (S1, S2, S3) は、上面にワーク(W)の搬入出口となる開口部 (6a) を有すると共に前後左右が囲まれて底部に表面処理液回収口(6b)が形成されたチャンバ(6)内に、前記噴射ノズル(7)が前後左右の壁面に沿って配設され、前記コンベア(2)には、ワーク(W)を上下に昇降させてチャンバ(6)内に搬入出する昇降機構(8)が形成されたことを特徴とする表面処理装置。
IPC (4件):
B05C 3/109 ,  B05D 1/18 ,  B05D 1/36 ,  B05D 7/14
FI (4件):
B05C 3/109 ,  B05D 1/18 ,  B05D 1/36 A ,  B05D 7/14 L
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-061399
  • 特開平3-061399

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