特許
J-GLOBAL ID:200903028386048603

車両の発進アシスト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-042577
公開番号(公開出願番号):特開平11-240350
出願日: 1998年02月24日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 電動モータ7L,7Rと従動輪の車軸との間に、ソレノイド112によってオンオフされるドグクラッチ11を有する伝動機構8L,8Rを介設し、発進時にドグクラッチをオンして電動モータの出力トルクを従動輪に伝達することにより発進アシストを行う装置において、発進後ドグクラッチをオフする際にドグクラッチにトルクが作用していても、ドグクラッチを確実にオフできるようにする。【解決手段】 ドグクラッチ11を構成する可動ドグ110及び固定ドグ111のドグ歯110a,111aの歯側面に軸方向の抜き勾配αを付ける。ドグクラッチ11にトルクが作用して歯側面同士の圧接による摩擦力を生じても、抜き勾配により歯側面同士の圧接力の軸方向分力として可動ドグ110をオフ方向に押す押力が発生し、摩擦力が押力で相殺されてドグクラッチ11は確実にオフされる。
請求項(抜粋):
前輪と後輪との一方をエンジンで駆動される駆動輪、他方を従動輪とする車両に搭載する発進アシスト装置であって、電動モータと、電動モータと従動輪との間に介設した、ドグクラッチを有する伝動機構とを備え、ドグクラッチをソレノイドによりオンオフ操作されるものに構成し、発進時にドグクラッチをオンして電動モータの出力トルクを伝動機構を介して従動輪に伝達し、発進後に電動モータの駆動を停止すると共にドグクラッチをオフするものにおいて、ドグクラッチの歯側面に軸方向の抜き勾配を付けた、ことを特徴とする車両の発進アシスト装置。
IPC (3件):
B60K 17/356 ,  B60K 23/08 ,  F16D 27/118
FI (3件):
B60K 17/356 ,  B60K 23/08 Z ,  F16D 27/10 361

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