特許
J-GLOBAL ID:200903028389901625

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-131242
公開番号(公開出願番号):特開平10-319113
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 簡易な構成にて低周波雑音の影響を除去可能なレーダ装置の提供。【解決手段】 電圧制御発振器12からの信号Ssを電力分配して送信信号Sf及びローカル信号L1,L2を生成する第1及び第2分配器16,18、送信信号Sfの周波数を2倍にして送信アンテナ22に供給する周波数逓倍回路20、受信アンテナ24からの受信信号Srにローカル信号L1を混合する高周波用ミキサ26にて生成される第1検波信号S1から、これら信号Sr,L1の差の周波数を有する信号成分P1を抽出するバンドパスフィルタ28,狭帯域増幅器30、信号成分P1にローカル信号L2を混合してビート周波数fuの信号成分(ビート信号Sb)を生成する変換用ミキサ32を備える。高周波用ミキサ26にて重畳される低周波ノイズは、その周波数が信号成分P1より十分に小さいので、信号成分P1を抽出する際に確実に除去される。
請求項(抜粋):
時間に対して直線的に周波数が変化するように変調された信号を生成する信号生成手段と、該信号生成手段からの出力信号を電力分配して、送信信号及びローカル信号を生成する信号分岐手段と、該信号分岐手段からの送信信号をレーダ波として送信する送信アンテナと、目標物体により反射された上記レーダ波を受信する受信アンテナと、上記受信アンテナからの受信信号に上記信号分岐手段からのローカル信号を混合してビート信号を生成するビート信号生成手段と、を備えたレーダ装置において、上記信号分岐手段からの送信信号を、該送信信号の周波数がn(但し、n≧2の整数)倍となるように変換して送信アンテナに供給する周波数逓倍手段を設け、上記ビート信号生成手段は、上記受信アンテナからの受信信号に上記信号分岐手段からのローカル信号を混合する高周波用ミキサと、該高周波用ミキサの出力信号から上記受信信号と上記ローカル信号との差の周波数近傍の信号成分を抽出する信号抽出手段と、該信号抽出手段が抽出した信号成分を、上記信号分岐手段からのローカル信号に基づいて、周波数がn倍にされた送信信号と上記受信信号との差の周波数成分を含んだビート信号に変換する信号変換手段と、を備えることを特徴とするレーダ装置。

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