特許
J-GLOBAL ID:200903028393286463

吻合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 熊倉 禎男 ,  大塚 文昭 ,  今城 俊夫 ,  西島 孝喜
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-551423
公開番号(公開出願番号):特表2006-505342
出願日: 2003年07月11日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
本発明は、胃腸又は(胆管を含む)内蔵の吻合などに向けられる。本発明の吻合装置は、3次元のワイヤ編みチューブである。チューブの外側ループ又は端部が、吻合部位の管腔表面を配置部位に並置状態になるように保持する形態で折れ曲がるか又は折り返される。編みチューブは、保護スリーブ及び先端組立体を用いて配置される。ワイヤの直径及び/又は材料特性を調整することで、吻合装置を所定の位置に永久に留めるか、又は、例えば腸の場合であれば、自然に治癒して適切に機能する吻合を残した状態で、管腔の2つの並んだ壁から脱落することで、該装置が腸を通って安全に排泄されるようにすることができる。
請求項(抜粋):
管腔又は中空の内臓を接合するために2つの隣接する管腔の隣接管腔面に使用される吻合装置であって、 縦方向に離間した端部をもち、重なり合うワイヤメッシュ設計を有するワイヤ編みチューブを備え、前記チューブは、該チューブの長さがより長く、直径がより小さくなるようにさせるために縦方向に伸張可能であり、熱形状記憶合金、ばね状ワイヤ又は圧縮性ワイヤで構成され、該ワイヤ編みチューブの縦方向に離間した前記端部の各々において円周方向に間隔をもった外側ループ又は端部を有し、吻合部位の隣接管腔面において2つの隣接する管腔壁の穴に挿入されたとき、前記外側ループ又は端部が、配置状態の該チューブを、熱的又は機械的に、より大きな直径となり、縦方向に収縮し、変形しめくり返されるようにし、前記チューブの前記端部は、熱的又は機械的に変形しめくり返されることで、2つの隣接する管腔壁を並置状態で圧縮して保持するに花びらを形成し、前記チューブのワイヤ直径及び/又は材料特性は、前記配置状態のチューブの機械的力が、十分な治癒が生じるまで該配置状態のチューブを一時的に所定の位置に留まらせ、治癒した時点で、該配置されたチューブが脱落し、適切に機能する吻合部を残すように選択されることを特徴とする装置。
IPC (3件):
A61B 17/08 ,  A61B 17/10 ,  A61B 17/11
FI (3件):
A61B17/08 ,  A61B17/10 ,  A61B17/11
Fターム (11件):
4C060CC02 ,  4C060CC07 ,  4C060CC18 ,  4C060CC23 ,  4C060CC32 ,  4C060DD02 ,  4C060DD16 ,  4C060DD19 ,  4C060DD26 ,  4C060DD29 ,  4C060MM26
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 血管吻合補助具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-147278   出願人:株式会社トーキン

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