特許
J-GLOBAL ID:200903028393920790
情報を圧縮するための装置及び方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川原田 一穂 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-517092
公開番号(公開出願番号):特表平8-506226
出願日: 1994年01月21日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】計算機による効率的な方法で高圧縮効率を達成する、信号、画像、又はビデオ圧縮用装置及び方法とそれに対応する復号装置及び方法が開示される。この技術は従来の技術よりずっと効率的な方法である小波係数(100)のゼロツリー符号化(126)を用いている。要点は、走査される係数指標(114-120)のリストの動的な発生である。それにより、動的に発生されたリスト(114-120)はシンボルが符号化されなければならない係数指標を唯一含む。このことは、係数指標の静的指標が用いられている従来技術に対する著しい改良である。従来技術においては、各係数は個別に検査され、a)シンボルが符号化されなければならないか否か、又はb)それは完全に予測可能か否かを調べなければならない。加えて、動的リストの発生を用いると、信号の圧縮が増すとその圧縮を為すための時間がより少なくなる。従って、動的リスト発生(114-120)を用いると、計算機の負担は、入力信号又は映像のサイズに比例する代わりに、出力圧縮ビットストリーム(134)のサイズに比例する。
請求項(抜粋):
相対的に多くのマルチビット係数のアレイに応答するデジタル圧縮符号器であって、該マルチビット係数は相対的に高い分解能で画像データを定め、該分解能は所与の複数のより低い分解能での小波変形により階層的サブバンド分解された、上記デジタル圧縮符号器において、それにより、全小波変形サブバンドアレイの最少のマルチビット係数を有するアレイを最も低い低(LL)サブバンドが含み、そのLLサブバンドマルチビット係数から伝わった全てのより高いサブバンドの全マルチビット係数の祖先を各LLサブバンドマルチビット係数が含み、そして、前記LLサブバンドの前記マルチビット係数とその前記子孫の前記マルチビット係数の各々は最上位ビットを含み、改良として前記符号器が、 前記LLサブバンドの各マルチビット係数と、ゼロツリーマップを得るための前記小波変形のその全子孫の前記マルチビット係数に応答する手段であって、前記ゼロツリーマップが前記LLサブバンドアレイの各係数に対応するゼロツリーマップマルチビット係数を含み、そして、各ゼロツリーマップ係数の対応するLLサブバンドアレイ係数自身又はその対応するLLサブバンドアレイ係数の子孫のいずれかがそのビット位置内にその最上位ビットを有するときのみ、各ゼロツリーマップ係数はそのビット位置内にバイナリの「1」値を有する、上記手段、及び データ圧縮符号を得るための符号化手段であって、前記アレイの前記LLサブバンドの前記相対的に少ない係数の座標リストと相対的に高い初期閾値を用いて前記符号化手段が開始され、まず前記相対的に高い初期閾値で、次に1以上連続的により低い閾値において小波変形サブバンドのマルチビット係数とゼロツリーマップのマルチビット係数から前記データ圧縮符号を連続的に得る、上記符号化手段を含む、上記符号器。
IPC (4件):
H03M 7/40
, G10L 9/18
, H03M 7/30
, H04N 7/24
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