特許
J-GLOBAL ID:200903028399702205

球状シリコーン微粒子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-389660
公開番号(公開出願番号):特開2003-183396
出願日: 2001年12月21日
公開日(公表日): 2003年07月03日
要約:
【要約】【課題】 粒度分布の極めて狭い球状シリコーン微粒子を得る。【解決手段】 オルガノトリアルコキシシランを、10μS/cm以下の電気伝導度の酸性水中で加水分解して、シラノール溶液を得、その溶液にアルカリ性水溶液を添加、混合して30〜100μS/cm以下の電気伝導度に調整し、静置状態で重縮合反応させる。アルカリ性水溶液の添加より前に炭素数が4以上のアルコールが、オルガノトリアルコキシシラン100重量部当たり1〜80重量部添加されているようにし、かつ(B)工程で、5〜20°Cの温度を保ちながら微粒子の析出までの温度変化を±2°C以内に制御する。
請求項(抜粋):
(A)オルガノトリアルコキシシランを、10μS/cm以下の電気伝導度に調整した酸性水中で加水分解して、オルガノシラントリオールおよび/またはその部分縮合物の溶液を得る工程と、(B)前記オルガノシラントリオールおよび/またはその部分縮合物の溶液に、アルカリ性水溶液を添加、混合して30〜100μS/cm以下の電気伝導度に調整し、この混合溶液を静置状態において、前記オルガノシラントリオールおよび/またはその部分縮合物を重縮合反応させ、球状シリコーン微粒子を形成する工程とを備え、前記(B)の工程でのアルカリ性水溶液の添加の前に、反応系に、反応に使用するオルガノトリアルコキシシラン100重量部あたり1〜80重量部の炭素数が4以上の1価のアルコールが添加されており、かつ前記(B)の工程で、5〜20°Cの温度を保ちながら前記オルガノシラントリオールおよび/またはその部分縮合物を重縮合反応させるとともに、前記アルカリ性水溶液の添加から前記球状シリコーン微粒子の析出までの前記混合溶液の温度変化を、±2°C以内に制御することを特徴とする球状シリコーン微粒子の製造方法。
Fターム (4件):
4J035BA03 ,  4J035EA01 ,  4J035EB02 ,  4J035LA08

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