特許
J-GLOBAL ID:200903028403364824
充填材脱落防止具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-203112
公開番号(公開出願番号):特開平7-055064
出願日: 1993年08月17日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【構成】被覆長尺体に外嵌する貫通スリーブ5と、貫通スリーブ5に対する蓋部材6を設け、貫通スリーブ5に外嵌係止自在な係止部7aを備え、貫通孔開口面に接当可能な接当部7bを備えた一対の板金製の鍔状スリーブ固定部材7を設け、鍔状スリーブ固定部材7の鍔面部8の周方向複数箇所の部位に、充填材注入孔8aを形成する第1切欠線L1を設け、貫通孔内壁Wに接当可能な折曲片を形成する第2切欠線L2を、第1切欠線L1で囲まれた開口形成予定部17内に設け、貫通孔内壁Wに対する折曲片の接当面部が、折曲片の遊端部側ほど鍔状スリーブ固定部材7の軸芯に近接する傾斜面部になるように、第2切欠線L2を形成してある。【効果】支持棒の組付け作業や釘等の打ち付け作業をすることなく構造体に取付けることができて、構造体への取付け作業を簡単に行うことができ、充填材注入孔を大きくして充填材を充填しやすくすることができるから、構造体への取付け作業の作業性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
構造体(1)に設けた貫通孔(2)に挿通した被覆長尺体(3)と、前記貫通孔(2)との間の空間に、その空間を閉塞するための充填材(4、M)を充填した状態で、前記貫通孔(2)から前記充填材(4,M)が脱落するのを防止するための充填材脱落防止具であって、前記貫通孔(2)内で前記被覆長尺体(3)に対して第一隙間(D)をあけた状態に外嵌可能で、且つ、貫通孔内壁(W)に対して第二隙間(N)をあけた状態に内嵌可能な筒状の貫通スリーブ(5)を設け、前記被覆長尺体(3)に外嵌状態の前記貫通スリーブ(5)の端部に係合して、前記貫通スリーブ(5)端部の開口を塞ぐ蓋部材(6)を設け、前記貫通スリーブ(5)に外嵌係止自在な係止部(7a)を内周面に備え、且つ、前記構造体(1)の貫通孔開口面に接当可能な接当部(7b)を備えた一対の板金製の鍔状スリーブ固定部材(7)を設け、前記鍔状スリーブ固定部材(7)の鍔面部(8)の周方向複数箇所の部位に、それらの部位を前記鍔状スリーブ固定部材(7)の肉厚方向に折曲することによって充填材注入孔(8a)を形成する第1切欠線(L1)を設け、前記部位を前記肉厚方向に折曲することによって前記貫通孔内壁(W)に接当可能な折曲片(18)を形成する第2切欠線(L2)を、前記第1切欠線(L1)で囲まれた開口形成予定部(17)内に設け、前記貫通孔内壁(W)に対する前記折曲片(18)の接当面部(18A)が、前記折曲片(18)の遊端部側ほど前記鍔状スリーブ固定部材(7)の軸芯に近接する傾斜面部になるように、前記第2切欠線(L2)を形成してある充填材脱落防止具。
IPC (2件):
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