特許
J-GLOBAL ID:200903028405448146

リン酸型燃料電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-166597
公開番号(公開出願番号):特開2001-351664
出願日: 2000年06月02日
公開日(公表日): 2001年12月21日
要約:
【要約】【課題】反応生成水によりリン酸が流出することを確実に阻止し、発電性能を維持しつつ迅速に定常運転することを可能にする。【解決手段】燃料電池スタック12と、この燃料電池スタック12に酸化剤ガスを供給および排出するための酸化剤ガス経路44と、前記酸化剤ガス経路44に設けられる閉流路型循環経路48とを備える。この循環経路48は、酸化剤ガスを加熱するための加熱ヒータ58と、始動時に加熱された前記酸化剤ガスを前記燃料電池スタック12内に循環させて該燃料電池スタック12を昇温させるための循環ポンプ60とを備える。
請求項(抜粋):
リン酸を含浸させた電解質をアノード側電極とカソード側電極とで挟んで構成される接合体を有し、前記接合体をセパレータにより挟持した複数の発電セルが積層される燃料電池スタックと、酸化剤ガスまたは燃料ガスである一方の反応ガスを供給および排出するために前記燃料電池スタックの反応ガス入口および反応ガス出口に連通し、該燃料電池スタックの外部に設けられる反応ガス経路と、前記反応ガス経路に設けられ、前記反応ガス入口側と前記反応ガス出口側とに両端が連通する閉流路型循環経路と、を備え、前記閉流路型循環経路は、反応ガス加熱手段と、始動時に前記反応ガス加熱手段により加熱された反応ガスのみを該閉流路型循環経路から前記燃料電池スタック内に循環させることにより、前記燃料電池スタックを昇温させるための反応ガス循環手段と、を備えることを特徴とするリン酸型燃料電池システム。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/02
FI (2件):
H01M 8/04 X ,  H01M 8/02 M
Fターム (9件):
5H026AA04 ,  5H027AA04 ,  5H027BA19 ,  5H027BC19 ,  5H027MM02 ,  5H027MM03 ,  5H027MM04 ,  5H027MM08 ,  5H027MM09

前のページに戻る