特許
J-GLOBAL ID:200903028406872553

使用済核燃料の再処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茂見 穰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-230289
公開番号(公開出願番号):特開2003-043187
出願日: 2001年07月30日
公開日(公表日): 2003年02月13日
要約:
【要約】【課題】 陰極と陽極を電極モジュールとして一体化することにより、容器構成の自由度を高め、装置の大型化、処理量の増大、並びに長寿命化を達成する。【解決手段】 溶融塩30を収容した坩堝31と、溶融塩を加熱するための加熱手段(加熱炉32)と、溶融塩中に挿入される電極モジュール33を具備している。電極モジュールは、中央に位置する棒状の陰極37と、該陰極を取り囲むように間隔をおいて位置する筒状の陽極38と、両者を結合保持する絶縁材39からなり、陽極の下部で吸い込み口40が開口し、陽極の溶融塩液面近傍で放出口41が開口している構造である。使用済核燃料を溶融塩中に溶解した状態で、陽極と陰極の間の溶融塩に通電し電解によって陰極に析出物を析出させると共に、陽極で発生するガスを利用したガスリフト効果によって、吸い込み口から溶融塩を吸い込み、放出口から陽極外に流出させ、坩堝内の溶融塩を攪拌する。
請求項(抜粋):
溶融塩を収容した坩堝と、溶融塩を加熱するための加熱手段と、溶融塩中に挿入される電極モジュールを具備し、該電極モジュールは、中央に位置する棒状の陰極と、該陰極を取り囲むように間隔をおいて位置する筒状の陽極と、両者を結合保持する絶縁材からなり、陽極の下部で吸い込み口が開口し、陽極の溶融塩液面近傍で放出口が開口している構造をなし、使用済核燃料を溶融塩中に溶解した状態で、陽極と陰極の間の溶融塩に通電し溶融塩の電気分解によって陰極に析出物を析出させると共に、陽極で発生するガスを利用したガスリフト効果によって、吸い込み口から溶融塩を陽極内に吸い込み、放出口から陽極外に流出させ、坩堝内の溶融塩を攪拌するようにしたことを特徴とする使用済核燃料の再処理装置。
IPC (5件):
G21C 19/44 ,  C25C 3/34 ,  C25C 7/00 302 ,  G21C 19/46 ,  H05B 6/22
FI (5件):
G21C 19/44 L ,  C25C 3/34 Z ,  C25C 7/00 302 Z ,  G21C 19/46 M ,  H05B 6/22
Fターム (8件):
3K059AB16 ,  4K058AA21 ,  4K058BA40 ,  4K058BB06 ,  4K058CB17 ,  4K058CB22 ,  4K058DD03 ,  4K058DD06
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る