特許
J-GLOBAL ID:200903028412922058

メモリ診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長澤 俊一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-158750
公開番号(公開出願番号):特開平8-022421
出願日: 1994年07月11日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 OS上においてシステム領域、物理アドレスで直接アクセスされている領域等を含めた全メモリ領域を診断できるようにすること。【構成】 メモリ診断を行う際、OS1によりメモリ4の実装状態、アドレス変換テーブル2をポイントするアドレス値、物理アドレスでアクセスされる領域を獲得し、また診断域アクセス用アドレス変換テーブル3を生成し、使用中のページを示す使用中ページマップM1と、アドレス変換テーブル域と物理アドレスで直接アクセスされる領域を示す未診断域マップM2を作成する。ついで、使用中ページマップM1をサーチして、使用中のページを診断対象域外の空ページに退避して、診断プログラム5により未診断対象域外のメモリを順次診断する。また、メモリ4上の上記未診断域を診断する場合には、アドレス変換機構の動作を停止させて、物理アドレスにより全未診断域を診断する。
請求項(抜粋):
オペレーティング・システムに、少なくともメモリの実装状態を獲得する手段と、アドレス変換テーブルをポイントするアドレス値を獲得する手段と、物理アドレスにより直接アクセスされる領域を獲得する手段とを設け、また、ユーザモードでシステム域をアクセスする機能を設け、メモリ診断プログラムによりメモリを診断する際、使用中の物理ページを認識するための使用中ページマップと、アドレス変換テーブルで使用している領域および物理アドレスで直接アクセスしている領域を認識するための未診断域マップを作成し、上記使用中ページマップから、診断対象領域における使用中の物理ページをサーチして使用中の物理ページを診断対象領域外の空きページに退避し、上記メモリ診断プログラムにより上記診断対象領域のメモリを診断する処理を繰り返すことにより、オペレーティング・システム上で未診断領域外の全メモリを診断することを特徴とするメモリの診断方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-147042
  • 特開平1-279346

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