特許
J-GLOBAL ID:200903028419885360

多方向入力スイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-232076
公開番号(公開出願番号):特開平9-120752
出願日: 1993年12月08日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 小型化に好適で、操作杆をプッシュ操作した際に確実なスイッチングが行える多方向入力スイッチを提供する。【構成】 操作杆1を互いにスプライン結合された操作軸2と半球状鍔部3とで構成し、かつハウジング5内に、中央固定接点9と、内側共通固定接点10と、可動接点13と、弾性片14bを延出形成したスペーサ14と、復帰ばね15と、所定の間隔で複数配設した分散固定接点11と、外側共通固定接点12と、操作杆1の傾倒時に半球状鍔部3に押し込まれて傾く導電体16と、導電性復帰ばね17とを備え、操作軸2を所望の方向に傾倒した際に、導電体16および導電性復帰ばね17を介して分散固定接点11と外側共通固定接点12とを導通させ、操作軸2を下方へ押し込んだ際に、可動接点13を介して中央固定接点9と内側共通固定接点10とを導通させるようにした。
請求項(抜粋):
操作杆と、この操作杆を貫通させる開口部を有し該操作杆を多方向に傾倒可能な状態に保持するハウジングとを備え、上記操作杆の傾倒方向に応じた電気信号を出力する多方向入力スイッチにおいて、上記操作杆を上記ハウジングの開口部を貫通する操作軸と該ハウジングに摺接する鍔部とで構成し、上記操作軸と上記鍔部とをスプライン結合するとともに、上記鍔部に上記ハウジングと摺接する方向への復帰力を付与する復帰ばねと、上記ハウジングの内底面で上記操作軸を軸線に沿って延長した方向に設けた中央固定接点と、上記ハウジング内で上記中央固定接点と上記操作軸との間に配置されて該中央固定接点に接離する可動接点と、少なくとも該可動接点が上記中央固定接点に接触している時に上記操作軸を上記可動接点から離間させる向きに弾性付勢する中間部材とを備えたことを特徴とする多方向入力スイッチ。

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