特許
J-GLOBAL ID:200903028421123133

無段変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺山 亨 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-234989
公開番号(公開出願番号):特開平6-081935
出願日: 1992年09月02日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 コーナー走行時の挙動を安定化出来る無段変速機の変速制御装置を提供することにある。【構成】プライマリとセカンダリプーリ26,28の変速比を制御するもので、車速に応じた横G制限値Glimと、スロットル開度Thと車速Vに応じた目標プライマリプーリ回転数Npoと、スロットル開度Thに応じた最高出力発生エンジン回転数Nepとを算出し、最高出力発生エンジン回転数及びスロットル開度に基づき加速モード及びエンジンブレーキモードを判定した上で、横G制限値Glim及び車両の横Gに基づきエンジンブレーキモード時には加速修正用の第1補正係数K1を設定し加速モード時には低減修正用の第2補正係数K2を設定し、更に、目標プライマリプーリ回転数Npoに補正係数K1,K2を乗算して補正目標プライマリプーリ回転数Npcを算出し、同値に実エンジン回転数Npを制御する。
請求項(抜粋):
エンジンに連結された入力側のプライマリプーリと駆動軸に連結された出力側のセカンダリプーリとの間に掛け渡された無端ベルトの巻掛け径比を変えて変速比を変更する車両用無段変速機の変速制御装置において、上記エンジンのスロットル開度及び車速に応じた目標プライマリプーリ回転数を検出する目標プライマリプーリ回転数検出手段と、車速に応じた横G制限値を検出する横G制限値検出手段と、上記スロットル開度に応じた最高出力発生エンジン回転数を設定する最高出力発生エンジン回転数設定手段と、上記最高出力発生エンジン回転数及び上記スロットル開度に基づき加速モード及びエンジンブレーキモードを判定すると共に上記横G制限値及び車両の横Gに基づきエンジンブレーキモード時には加速修正用の第1補正係数を設定し加速モード時には低減修正用の第2補正係数を設定するモード別補正係数設定手段と、上記目標プライマリプーリ回転数に上記補正係数を乗算して補正目標プライマリプーリ回転数を設定する補正目標プライマリプーリ回転数設定手段と、実際のプライマリプーリ回転数が上記補正目標プライマリプーリ回転数となるように変速比を制御する変速比制御手段と、を有することを特徴とする無段変速機の変速制御装置。
IPC (5件):
F16H 61/00 ,  F16H 9/00 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:48
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-031942
  • 特開平4-054372

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