特許
J-GLOBAL ID:200903028435079790

信号復調復号装置および信号復調復号方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大日方 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-274571
公開番号(公開出願番号):特開平6-343085
出願日: 1993年11月02日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】 変調信号復調装置において上位プロセッサーからの制御によらず、速やかかつ安定に変調方式の確定を実現する。【構成】 信号復調復号器において、複数の変調方式に対応した複数の復調手段と復号手段を設ける。これらの復調手段及び復号手段は同時に動作し、それぞれの復号結果を出力する。さらに、それぞれの復調手段の判定誤差量を評価して、判定誤差量の最も小さい復調手段及び復号手段による復号データを選択する。さらに、復調手段の判定結果を復号手段に入力するときの判定誤差を小さくするように適応的に復調手段内に使用されているパラメーターを修正する演算手段を有する場合、これに、入力される判定誤差量も、上記と同様に選択する。【効果】 復調手段の判定結果から速やかに正しい受信データの変調方式を検出することができるため、補正動作及び回線等化動作を含めた復調復号動作を安定に保つことができる。また、変調方式が、受信中に連続的に変化した場合でも、速やかにこれに追従できる。
請求項(抜粋):
受信した変調信号を復調する復調部と、該復調部での判定結果を復号する復合部と、上記復調部での判定結果を復合部に入力するときの判定誤差が小さくなるように上記復調部内で使用されるパラメーターを修正する演算部とを有する信号復調復号装置において、上記復調部と復合部は複数の変調方式に対してそれぞれ復調と復号が可能に構成されているとともに、それぞれの変調方式で復号されたデータを選択して出力する第1の選択手段と、復調部から出力される判定誤差を選択して上記演算部に供給する第2の選択手段を有することを特徴とする信号復調復号装置。

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