特許
J-GLOBAL ID:200903028437403128

多重巻き電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-046601
公開番号(公開出願番号):特開平11-252986
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 各系統の多相固定子巻線に流れる電流に大きな差が生じないようにすることができる多重巻き電動機の制御装置を提供することにある。【解決手段】 一方のインバータ制御ユニット23のPWM信号発生部から出力されたPWM制御信号を他方のインバータ制御ユニット24のインバータ7に与えるように、2台のインバータ制御ユニット23,24の切り替えスイッチ28,28を選択する。インバータ制御ユニット23のラインドライバ25とインバータ制御ユニット24のラインレシーバ26を接続する。インバータ制御ユニット23及び24の三相整流回路5,5の出力をそれぞれ共通に接続する。各インバータ制御ユニットの交流入力端子に対してそれぞれ実質的にインピーダンスが等しい交流リアクトル4a〜4fを別個に接続する。
請求項(抜粋):
複数の固定子スロットにn(正の整数)系統の多相固定子巻線が各相が同相になるようにそれぞれ収納されてなる多重巻き電動機の制御装置であって、多相交流電源から入力される多相交流電力を直流電力に整流する多相整流回路と、前記多相整流回路の出力を入力として交流電力を出力するインバータと、該インバータをPWM制御するためのPWM制御信号を出力するPWM制御部と、前記PWM制御信号を外部に出力するラインドライバと、外部から前記PWM制御信号を受信するラインレシーバと、前記PWM制御部と前記ラインレシーバとを選択的に前記インバータに接続する切り替えスイッチと、前記多相固定子巻線の相電流を検出する相電流検出手段とを備えたn台のインバータ制御ユニットが前記n系統の多相固定子巻線に対してそれぞれ設けられ、1台の前記インバータ制御ユニットにおいては、前記相電流検出手段により求めた前記相電流がフィードバックされて、該1台のインバータ制御ユニットの前記PWM制御部において対応する多相固定子巻線の各相の前記相電流の値を前記電流指令によって指令された指令電流値にするためのPWM制御信号が出力され、前記1台のインバータ制御ユニットの前記PWM制御部から出力された前記PWM制御信号が前記n-1台のインバータ制御ユニットの各インバータに与えられるように、前記n台のインバータ制御ユニットの前記切り替えスイッチが選択され、かつ前記1台のインバータ制御ユニットの前記ラインドライバと前記n-1台のインバータ制御ユニットのラインレシーバとが接続され、前記n台のインバータ制御ユニット内の前記多相整流回路の出力がそれぞれ共通に接続され、前記n台のインバータ制御ユニットの前記多相整流回路の交流入力端子に対してそれぞれ実質的にインピーダンスが等しい交流リアクトルが別個に接続されていることを特徴とする多重巻き電動機の制御装置。
IPC (3件):
H02P 7/63 302 ,  H02K 17/12 ,  H02K 19/10
FI (3件):
H02P 7/63 302 B ,  H02K 17/12 A ,  H02K 19/10 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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