特許
J-GLOBAL ID:200903028454629750
火力発電プラント起動制御システム及び起動制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-270891
公開番号(公開出願番号):特開平8-128305
出願日: 1994年11月04日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】プラントの機器寿命に影響する発生熱応力などの運転制限条件と排出NOxなどの環境規制値を同時に満足しながら、最短時間での起動を可能とする最適起動スケジュールの自動作成とその実行を可能する火力発電プラントの起動制御システムを提供するにある。【構成】ボイラ及び蒸気タービンに発生する熱応力とボイラからのNOx排出量を予測するためのプラント動特性モデル、これらの予測値を制限値と比較評価するための起動特性評価手段,評価結果に基づいて、より良好な起動特性を得るために上記仮定スケジュールをファジィ推論により修正する手段,これらの手段を繰り返す最適値探索過程で起動スケジュールの最適値収束を判定する手段,得られた最適起動スケジュールを実行する手段を有する。
請求項(抜粋):
蒸気を発生させるボイラ及び該ボイラにより発生された蒸気により駆動される蒸気タービンを有する火力発電プラントを起動させるための起動スケジュールを作成し、この起動スケジュールに従って前記プラントを構成する機器を動作させて起動を行う火力発電プラントの起動制御システムにおいて、前記起動スケジュールに従って前記プラントを起動したと仮定したときの、前記ボイラ及び前記蒸気タービンに発生する熱応力と、前記ボイラから排出されるNOx排出量との起動特性を求める動特性モデルと、該動特性モデルにより求められた前記起動特性の所定の制約条件に対する余裕値を求める起動特性評価手段と、該起動特性評価手段により求められた余裕値と、該余裕値と前記起動スケジュールの修正量との関係を定めた所定のファジィルールとを用いて、前記余裕値の大きさに応じて前記起動スケジュールの修正量をファジィ推論により演算する起動スケジュール修正量決定手段と、該起動スケジュール修正量決定手段により得られた起動スケジュールの修正量に基づいて、前記起動スケジュールを修正する起動スケジュール修正手段と、該起動スケジュール修正手段により得られた起動スケジュールを、前記機器を動作させるための起動スケジュールとして設定する起動スケジュール設定手段と、を設けたことを特徴とする火力発電プラントの起動制御システム。
IPC (3件):
F01K 13/02
, F01K 23/10
, G05B 13/02
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