特許
J-GLOBAL ID:200903028455346352

硬化性樹脂の製造方法および硬化性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 清路
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-344104
公開番号(公開出願番号):特開平11-158282
出願日: 1997年11月27日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 ゴム弾性および基材との密着性に優れた硬化物を形成する硬化性樹脂組成物、および、この硬化性樹脂組成物に用いられるシリコーン系の硬化性樹脂を簡単な工程で製造する方法を提供する。【解決手段】 分子量が比較的大きくかつ両末端にSi-H基を有するα,ω型ポリシロキサンに、多官能(メタ)アクリレ-ト化合物を付加させて硬化性樹脂を製造する。また、本発明の硬化性樹脂組成物は、この硬化性樹脂と(メタ)アクリレート化合物とからなる。本発明の方法により製造された硬化性樹脂は、分子内における(メタ)アクリロイル基の間隔が離れているため、この硬化性樹脂からなる組成物の硬化物において架橋点の密度が過剰に高くなることを防止しやすいのでゴム弾性に優れる。原料ポリシロキサンの末端ケイ素原子がアルコキシ基および/またはアリールオキシ基をもつ場合には、基材との密着性が向上するため好ましい。
請求項(抜粋):
下記式(I)に示す構造式で表される有機ケイ素化合物に、(メタ)アクリロイル基を2つ以上有する多官能(メタ)アクリレート化合物を付加させることを特徴とする硬化性樹脂の製造方法。【化1】(ただし、R1 およびR4 はそれぞれアルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル基、シクロアルキル基またはアリール基であり、R2 およびR3 はそれぞれアルキル基、シクロアルキル基またはアリール基であり、nは101〜10,000の正数である。)
IPC (5件):
C08G 77/20 ,  C08F290/06 ,  C08F299/08 ,  C08G 77/12 ,  C08G 77/38
FI (5件):
C08G 77/20 ,  C08F290/06 ,  C08F299/08 ,  C08G 77/12 ,  C08G 77/38

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