特許
J-GLOBAL ID:200903028469075491
撮像装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-006615
公開番号(公開出願番号):特開平9-200781
出願日: 1996年01月18日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】 複雑な回路を必要とせず色再現性の良い撮像装置を提供する。【解決手段】撮像時には、カラー撮像素子100 から出力される加算画素信号SCCD をサンプルホールド回路102 とA/D変換器104 により加算画素データDCCDにデジタル変換して、そのままフレームメモリ106 に記憶・保持する。画像再生時には、演算部108 が所定の演算処理プログラムを実行し、プログラムメモリ112 中に予め種々の撮影状態に対応して記憶されている色温度補正係数及びROM108中のホワイトバランス補正係数を、フレームメモリ106 から読出した加算画素データDCCD に乗算することによって、実際の撮影状態に即応した適正なホワイトバランス調整を行うと共に色差信号を形成して出力する。一方、プログラムメモリ112 中に予め適正な色温度補正係数が存在しない場合には、フレームメモリ106 中の加算画素データDCCD に基づいて自動的に色温度補正係数を予測演してホワイトバランス調整処理を行う。
請求項(抜粋):
水平ライン方向にシアンとイエローの画素カラーフィルタが交互に配列された複数個の画素から成る第1の画素列と、水平ライン方向にマゼンタとグリーンの画素カラーフィルタが交互に配列された複数個の画素から成る第2の画素列とが垂直方向に交互に配置されると共に、前記第1,第2の画素列の一対ずつが各水平ラインとして構成され、前記複数の画素に発生した画素信号を前記第1,第2の画素列毎に組み合わせ且つ前記垂直方向に相互に隣接する2画素同士の画素信号を混合して出力することにより、各水平ラインについての加算画素信号を水平走査読出しするカラー撮像素子と、前記カラー撮像素子より読み出される前記各加算画素信号を加算画素データにデジタル変換するA/D変換器と、前記A/D変換器より出力される前記加算画素データを、前記カラー撮像素子の画素配列に対応させて記憶する第1の記憶媒体と、基準色温度光源の下で撮影したときのホワイトバランス補正係数を基準補正係数として予め記憶する第2の記憶媒体と、様々な光源色温度の下で撮影したときのホワイトバランス補正係数に対する前記基準補正係数の比に相当する種々の色温度補正係数を予め記憶する第3の記憶媒体と、所定の演算処理プログラムを実行することにより、前記第1の記憶媒体に記憶された前記加算画素データについて、前記第2の記憶媒体中の前記基準補正係数及び前記第3の記憶媒体に記憶されている撮影時の光源色温度に対応する前記色温度補正係数を乗算することによりホワイトバランス調整をする演算部と、を具備することを特徴とする撮像装置。
IPC (2件):
FI (2件):
H04N 9/04 B
, H04N 9/73 A
前のページに戻る