特許
J-GLOBAL ID:200903028476909454

摩擦接合用鋼材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-067482
公開番号(公開出願番号):特開平9-234576
出願日: 1996年02月29日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 建築鉄骨構造物あるいはその他の鉄骨構造物において、摩擦接合構造、すなわち複数の鋼材を高力ボルトで締め付けることによって鋼材間に生じる摩擦力を利用し、鋼材間の応力伝達を行う接合部に用いる鋼材の製造方法に関する。【解決手段】 鋼材にレーザガウジングにより溝形状を周期的に形成して摩擦接合用の鋼材を製造するに際し、レーザガウジング条件としてレーザ光の照射条件及びアシストガスの種類と供給方法を規定する。【効果】 摩擦係数が従来材に比べ改善された鋼板を、安価に提供することができる。
請求項(抜粋):
摩擦接合用鋼材の製造方法において、高力ボルトにより締め付けられて摩擦接合される複数の鋼材のうちの一つの鋼材の摩擦面表面に摩擦係数を高めるためレーザガウジング法により溝形状を周期的に形成するに際し、F値が1から50の集光光学系を用い、レーザビームのスポット直径dが被加工素材の表面で0.5mm以上3mm以下となるように集光し、ライン照射出力Qが5J/mmから500J/mm、かつ5d2 ≦Q≦100d2 を満足するレーザ光を照射し、溝の幅方向のノズル径d1 が、レーザビームのスポット径dに対し、d≦d1≦20dの範囲内にあり、かつ溝の幅と直角方向のノズル径d2 が、0.3d≦d2 ≦10dの範囲内にあるノズルを用い、かつ、ノズルを加工の進行方向に3度から85度傾けて、該ノズルよりアシストガスをレーザ照射部に吹き付け鋼板に溝を周期的に形成することを特徴とする摩擦接合用鋼材の製造方法。
IPC (5件):
B23K 26/00 ,  B23K 20/12 ,  B23K 26/06 ,  B23K 26/14 ,  E04B 1/38
FI (5件):
B23K 26/00 E ,  B23K 20/12 G ,  B23K 26/06 A ,  B23K 26/14 Z ,  E04B 1/56

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