特許
J-GLOBAL ID:200903028479111569

分岐した脈管を処置するためのステントおよびステント移植片

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-146415
公開番号(公開出願番号):特開平10-328216
出願日: 1998年05月27日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 分岐した脈管内にステントのような医療装置を正確に位置決めすることが困難であった。【解決手段】 脈管の分岐部16と、その第1側の比較的健康な第1の脈管部分24と、第2側の病変した脈管部分26とを有する患者の脈管12の一部を治療するための埋込可能な医療装置10であって、管状の、半径方向に圧縮および自己拡張可能な構造を形成するように編み込まれた形態に螺旋状に巻かれた複数の繊維36からなる固定部分30と、管状の、半径方向に圧縮および自己拡張可能な構造を形成するように編み込まれた形態に螺旋状に巻かれた複数の繊維36からなる病変部分34と、分岐部への血液の流れを許容しながら、分岐部を横切り、かつ、病変部分を固定部分に接続するための半径方向に圧縮および拡張可能な構造からなる分岐部分32とを具備する医療装置10を提供する。
請求項(抜粋):
脈管の分岐部と、該脈管の分岐部の第1側の比較的健康な第1の脈管部分と、前記脈管の分岐部の第2側の病変した脈管部分とを有する患者の脈管の一部を治療するための埋込可能な医療装置(10,210,610,710)であって、埋め込まれた医療装置のための実質的に固定した支持を提供するために、拡張した状態に配されるときに、前記脈管の分岐部の第1側の前記第1の脈管部分と係合すべく、管状の、半径方向に圧縮可能かつ自己拡張可能な構造を形成するように、編み込まれた形態に螺旋状に巻かれた複数の繊維(36,236,636,736)からなる固定部分(30,230,630,730)と、前記脈管の分岐部の第2側の脈管の一部に係合し、病変した脈管の部分を横切って延びかつその部分を治療するために、管状の、半径方向に圧縮可能かつ自己拡張可能な構造を形成するように、編み込まれた形態に螺旋状に巻かれた複数の繊維(36,236,636,736)からなる病変部分(34,234,634,734)と、脈管の分岐部への血液の流れを許容しながら、脈管の分岐部を横切り、かつ、前記病変部分を前記固定部分に接続するための半径方向に圧縮可能かつ拡張可能な構造からなる分岐部分(32,232,632,732)とを具備することを特徴とする埋込可能な医療装置。
IPC (2件):
A61F 2/06 ,  A61M 29/02
FI (2件):
A61F 2/06 ,  A61M 29/02
引用特許:
審査官引用 (1件)

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