特許
J-GLOBAL ID:200903028486455044

初期補正係数演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-012748
公開番号(公開出願番号):特開平10-206460
出願日: 1997年01月27日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】正確な初期補正係数を簡単に求めることができる初期補正係数演算装置を提供する。【解決手段】CPU2bは、車両が直線走行をしていると判別された場合に、前左右タイヤおよび後左右タイヤの各回転角速度比に基づいて、初期補正係数K1 ,K2 を算出し、また同時に惰性走行をしていると判別された場合に、さらにこの算出された初期補正係数K1 およびK2 、ならびに前タイヤと後タイヤとの回転角速度比に基づいて、初期補正係数Kxを算出する。さらに、車両がコーナリング走行をしていると判別された場合に、初期補正係数Kyを算出する。初期補正係数Kxと初期補正係数Kyとを比較し、精度の高い方を最終的な初期補正係数K3 とする。【効果】車両を試験的に走行させなくても、ユーザが意識しないうちに、高精度な初期補正係数K1 〜K3 を得ることができるから、ユーザの負担が軽減する。
請求項(抜粋):
車両に装着された4つのタイヤの回転角速度を検出する回転角速度検出手段の出力を補正するための補正係数を演算する装置であって、車両が直線走行をしているか否かを判別するための手段と、車両が惰性走行をしているか否かを判別するための手段と、車両が直線走行をしていると判別された場合に、上記回転角速度検出手段の出力に基づいて、前左右タイヤ間の初期差異による有効ころがり半径の差が回転角速度に及ぼす影響を排除するための初期補正係数K1 、および後左右タイヤ間の初期差異による有効ころがり半径の差が回転角速度に及ぼす影響を排除するための初期補正係数K2 を算出する手段と、車両が直線走行をしていると判別され、かつ車両が惰性走行をしていると判別された場合に、上記算出された初期補正係数K1 およびK2 、ならびに上記回転角速度検出手段の出力に基づいて、前タイヤと後タイヤとの間の初期差異による有効ころがり半径の差が回転角速度に及ぼす影響を排除するための初期補正係数K3 を算出する手段とを含むことを特徴とする初期補正係数演算装置。
IPC (4件):
G01P 21/02 ,  B60C 23/00 ,  G01P 3/50 ,  G01P 15/00
FI (4件):
G01P 21/02 ,  B60C 23/00 Z ,  G01P 3/50 A ,  G01P 15/00 Z

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