特許
J-GLOBAL ID:200903028486868411

システム回復制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-272198
公開番号(公開出願番号):特開平7-129436
出願日: 1993年10月29日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】 システム回復制御方法に関し、ユーザに一括して提供できるサービス量を制限しなくても障害回復処理後の各種資源の内容を常に整合させることを可能とする。【構成】 トランザクションの実行中、同期点以前は無効“N”、同期点以後は有効“O”を回復対象領域中の復元指示フラグに設定し、これをジャーナル(FJ)に取得する。障害回復処理では、最新のチェックポイントダンプ(CD)とCD以後のFJを用いて回復対象領域を復元し、復元指示フラグを参照する。復元指示フラグの設定が“N”のときは、回復対象領域を初期化して当該トランザクションを無効化する。以上により、障害回復に必要なFJの上限量はCDの取得間隔のみに規定されるので、トランザクションの実行時間を制限する(ユーザに一括して提供できるサービス量を制限する)必要がなくなるとともに、障害回復処理後の各種資源の内容を常に整合させることができる。
請求項(抜粋):
作業情報が一定時間ごとに取得されるチェックポイントダンプと、トランザクションの進行に伴う前記作業情報の更新履歴情報が取得されるジャーナルとを用いて障害回復処理を実行するシステム回復制御方法において、前記トランザクションを実行する際に、前記トランザクションの進行状況に応じて復元指示フラグを有効または無効のいずれかに設定し、前記障害回復処理を実行する際に、最新のチェックポイントダンプを用いて前記作業情報を復元した後、前記指示フラグが有効であるときには前記ジャーナルを用いて回復対象領域に復元情報を格納することで前記トランザクションを有効化し、前記指示フラグが無効であるときには前記回復対象領域を初期化することで前記トランザクションを無効化するように構成したことを特徴とするシステム回復制御方法。
IPC (5件):
G06F 11/34 ,  G06F 11/00 330 ,  G06F 11/14 310 ,  G06F 12/00 531 ,  G06F 15/00 320

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