特許
J-GLOBAL ID:200903028490545503

密封容器の製造方法及び該密封容器による放射性廃棄物の封入方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-101780
公開番号(公開出願番号):特開平10-293198
出願日: 1997年04月18日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】 強度材容器の外周に耐食材容器を隙間なく完全に密着した密封容器を容易に製造し、且つ放射性廃棄物処理設備において、放射性廃棄物収容体を密封容器に封入する際の現地溶接作業を大幅に削減する。【解決手段】 強度材胴部23の下端部に固定する強度材底板25に耐食材底板24を爆着し、強度材胴部23の上部開口27に嵌合した強度材蓋29上に耐食材上面板30を爆着し、更に強度材胴部23の外周に耐食材胴板32,34を巻き付けて爆着することにより容器組立体を構成し、容器組立体の耐食材上面板30をくり抜き加工することにより、容器本体21と落し蓋22とを構成する。
請求項(抜粋):
円筒形状の強度材胴部の下端部に、下面に耐食材底板が爆着された強度材底板を溶接により固定し、且つ前記強度材胴部の上部開口に強度材蓋を落とし込んで前記強度材胴部の上端と強度材蓋の上面に亘って耐食材上面板を爆着により固定し、続いて前記強度材胴部の外周を余裕をもって覆う耐食材胴板を巻き付けて爆着することにより固定し、該爆着した耐食材胴板の巻付端ラップ部を平坦に整形した後、該耐食材胴板の外周に別の耐食材胴板を巻き付けて爆着することにより固定した後、該別の耐食材胴板の巻付端ラップ部を整形する操作により所要の厚さの耐食材胴部を形成し、続いて耐食材胴部の両端を前記耐食材底板の下面と耐食材上面板の上面に一致するように整形して容器組立体を形成し、該容器組立体上部の耐食材上面板をくり抜いて耐食材蓋を一体に備えた強度材蓋からなる落し蓋を取り除くことにより容器本体を形成し、該容器本体の上部開口と前記落し蓋とに溶接開先を形成することを特徴とする密封容器の製造方法。
IPC (3件):
G21F 5/00 ,  G21F 9/36 501 ,  G21F 9/36 511
FI (3件):
G21F 5/00 K ,  G21F 9/36 501 Z ,  G21F 9/36 511 Z

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