特許
J-GLOBAL ID:200903028493756386

イオンフロー静電記録ヘッドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-090008
公開番号(公開出願番号):特開平7-290757
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】本発明は高温下で長時間保持される場合でも誘電体層が劣化せず、マイカと同程度の高精細な画像を形成することができるイオンフロー静電記録ヘッドを安価に製造することを最も主要な特徴とする。【構成】金属酸化物コロイド液中に高誘電率セラミックス微粉末を分散した誘電体ペーストを、第1電極13の表面に塗布したのち、これを加熱硬化させて第1電極13の上に誘電体層14を形成する工程を設けたものである。
請求項(抜粋):
絶縁基板上に同方向に略直線状に延設され、略平行に並設された複数の第1電極と、これらの第1電極の延設方向と異なる方向に延設され、前記第1電極とともにマトリクスを構成し、かつこのマトリクスと対応する部位にイオン流の流れを通す複数の開口部が形成された複数の第2の電極と、前記第2電極に対応して前記第1電極とは反対側に配置され、前記マトリクスに対応する部位に開口部が形成された第3電極と、前記第1電極と第2電極との間に配設された誘電体層と、前記第2電極と第3電極との間に配設された絶縁体とを有し、前記絶縁体における前記マトリクスと対応する部位に開口部が形成されたイオンフロー静電記録ヘッドの積層体を成形する積層体成形工程中に、金属酸化物コロイド液中に高誘電率セラミックス微粉末を分散した誘電体ペーストを、前記第1電極、または前記第2電極のうちの少なくともいずれか一方の表面に塗布したのち、これを加熱硬化させて前記第1電極、または第2電極のうちの少なくともいずれか一方の上に前記誘電体層を形成する工程を設けたことを特徴とするイオンフロー静電記録ヘッドの製造方法。

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