特許
J-GLOBAL ID:200903028495318815

文書画像の領域抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-211661
公開番号(公開出願番号):特開平6-060221
出願日: 1992年08月07日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】 新聞等の文書画像に対して適切な統合閾値を設定し、本文文字領域とそれ以外の文字領域とを的確に統合する。【構成】 領域画像作成処理1で作成された領域画像S1に対し、ラベル画像作成処理2によってラベル画像S2を作成する。文字判定処理3では、文書画像における特定の文字とそれ以外の文字とを判別し、文字画像作成処理4において特定の文字に対しては第1の文字画像S4aを作成し、それ以外の文字に対しては第2の文字画像S4bを作成する。統合閾値設定処理5では、第1の文字画像S4aから統合閾値S5を求める。これにより、適切な統合閾値が得られる。領域抽出処理6では、統合閾値S5を用い、第1と第2の文字画像S4a,S4bに対して別々に統合処理を行う。これにより、新聞等の文書画像の領域抽出が的確に行える。
請求項(抜粋):
全面黒の領域画像と原画像から文書画像の構成要素を黒画素連結領域として表現した領域画像を作成する領域画像作成処理と、前記領域画像の構成要素に一意に番号を与えたラベル画像を作成するラベル画像作成処理とを施し、前記ラベル画像を用いて前記文書画像の領域抽出を行う文書画像の領域抽出方法において、前記ラベル画像から、文字の大きさによって特定の文字とそれ以外の文字とを判別する文字判定処理と、前記特定の文字について前記ラベル画像から文字領域以外の領域を全て白にした第1の文字画像を作成すると共に、前記特定の文字以外の文字について前記ラベル画像から文字領域以外の領域を全て白にした第2の文字画像を作成する文字画像作成処理と、前記第1の文字画像を走査して統合閾値を設定する統合閾値設定処理と、前記統合閾値を用い、前記第1と第2の文字画像に対して別々に領域抽出を行う領域抽出処理とを、実行して前記文書画像の領域抽出を行うことを特徴とする文書画像の領域抽出方法。
IPC (3件):
G06K 9/20 340 ,  G06F 15/70 350 ,  H04N 1/40

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