特許
J-GLOBAL ID:200903028500627678

感熱記録材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-073733
公開番号(公開出願番号):特開平10-264530
出願日: 1997年03月26日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 油および可塑剤に対する画像保存安定性および発色感度に優れた感熱記録材料の提供。【解決手段】 支持体上に感熱発色層を設けてなる感熱記録材料において、前記感熱発色層に、少なくとも染料前駆体化合物および多価イソシアネート化合物を含む溶液を水中に乳化分散し、下記式(I)のアミノアルコール化合物の存在下で前記高分子形成性原料の高分子化反応を促進させることにより得られる微細複合粒子(マトリックス重合体中に染料前駆体が含まれ、かつ式(I)のアミノアルコール化合物が反応固定されている)を含有させる。【化1】
請求項(抜粋):
支持体、およびこの支持体上に形成され、かつ、染料前駆体と、この染料前駆体と加熱下に反応してこれを発色させる顕色剤と、接着剤とを含む感熱発色層を有し、前記染料前駆体が、微細複合粒子中に含まれており、この微細複合粒子が、前記染料前駆体と、多価イソシアネート化合物含有重合成分とを含む溶液を水性媒体中に乳化分散し、この乳化分散溶液粒子を、下記一般式(I)により表される少なくとも1種のアミノアルコール化合物;【化1】〔但し、式中、nは0又は1〜3の整数を表し、R1 は、水素原子、アルキル基、又はアミノ基およびヒドロキシル基から選ばれた少なくとも1個の置換基により置換されているアルキル基を表し、R2 は、水素原子、アルキル基又は、少なくとも1個のヒドロキシル基により置換されているアルキル基を表し、Xは、-NH2 基又は-NHR3 基を表し、R3 はアルキル基、又は少なくとも1個のアミノ基により置換されているアルキル基を表す〕の存在下に重合反応に供して得られ、前記重合成分の重合によって形成され、かつ前記アルキルアルコール化合物が反応固定されている重合体からなるマトリックス中に、前記染料前駆体が含有されているものである、ことを特徴とする感熱記録材料。
引用特許:
出願人引用 (5件)
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