特許
J-GLOBAL ID:200903028505927270

センサレスモータの駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-225136
公開番号(公開出願番号):特開平6-062593
出願日: 1992年07月31日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】 PLL回路で位相シフトを行う駆動装置において、電源を介してコイルの逆起電圧にのったノイズが原因となり、本来1つしか検出されないゼロクロス点が複数検出され、PLL回路およびセンサレスモータの駆動装置の動作に異常が生じることを防止する。【構成】 遅延回路30の出力によりリセットされ、微分回路23によりセットされるフリップフロップ31は、スイッチングに伴うゼロクロス点およびノイズに起因するゼロクロス点をマスクするタイミングを規定する信号を生成する。マスク回路26、27は上記タイミング信号が論理値1の場合、タイミング信号が論理値1に変化した際の入力値を保持するように構成されている。これにより、前記タイミング信号に基づき、ゼロクロス点を検出する比較回路29a、29bの出力をマスクし、後段の回路に不要なゼロクロス点が入力されるのを防止する。また、遅延回路30の遅延時間を可変とすることにより、ゼロクロス点検出のタイミングを調節する。
請求項(抜粋):
複数のコイルのそれぞれの両端に接続され、前記コイルを付勢するドライバ回路と、前記複数のコイルの両端の電圧のゼロクロス点を検出する比較回路と、検出された前記ゼロクロス点に基づいて、ゼロクロス点に同期したクロックパルスを発生する回路と、動作周期ごとに前記ドライバ回路の制御を行う信号を発生する制御回路と、検出された前記ゼロクロス点および前記クロックパルスを発生する回路から得られるクロックパルスに基づいてタイミング信号を活性化し、検出された前記ゼロクロス点に基づいてタイミング信号を不活性化する回路と、前記タイミング信号に基づき、前記比較回路の出力をマスクする回路とを有することを特徴とするセンサレスモータの駆動装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-089889
  • 特開平4-165986
  • 特開平1-122387
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