特許
J-GLOBAL ID：200903028507958866
成形品の射出成形方法及び金型組立体
発明者：
,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
山本 孝久
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-194287
公開番号（公開出願番号）：特開2004-034491
出願日： 2002年07月03日
公開日（公表日）： 2004年02月05日
要約：
【課題】従来のSCORIM法における問題点を解消し得る射出成形方法を提供する。【解決手段】この射出成形方法は、第1樹脂流路14A及び第2樹脂流路14B、キャビティ18、第1ゲート部15A、第2ゲート部15B、第1加圧手段20A,21A、及び、第2加圧手段20B,21Bを備えた金型組立体を使用し、(a)溶融熱可塑性樹脂30をキャビティ18内に射出した後、(b)第1樹脂流路14A、第2樹脂流路14B内の溶融熱可塑性樹脂30に、それぞれ、第1加圧手段20A、第2加圧手段20Bにより圧力P1、圧力P2(但し、P1>P2>0)を加え、次いで、第1樹脂流路14A、第2樹脂流路14B内の溶融熱可塑性樹脂30に、それぞれ、第1加圧手段20A、第2加圧手段20Bにより圧力P1’、圧力P2’(但し、P2’>P1’>0)を加える操作を繰り返す工程から成る。【選択図】 図3
請求項（抜粋）：
(A)射出用シリンダーに連通した第1樹脂流路及び第2樹脂流路、
(B)キャビティ、
(C)第1樹脂流路に連通し、キャビティに開口した第1ゲート部、
(D)第2樹脂流路に連通し、キャビティに開口した第2ゲート部、
(E)第1樹脂流路内の溶融熱可塑性樹脂に圧力を加えるための第1加圧手段、及び、
(F)第2樹脂流路内の溶融熱可塑性樹脂に圧力を加えるための第2加圧手段、
を備えた金型組立体を使用した成形品の射出成形方法であって、
(a)射出用シリンダーにて可塑化、溶融された熱可塑性樹脂を、第1樹脂流路及び第1ゲート部を介してキャビティ内に射出した後、
(b)第1樹脂流路内の溶融熱可塑性樹脂に第1加圧手段により圧力P1を加え、第2樹脂流路内の溶融熱可塑性樹脂に第2加圧手段により圧力P2(但し、P1>P2>0)を加えることで、キャビティ内の溶融熱可塑性樹脂に対して第1ゲート部から第2ゲート部に向かう方向に剪断力を与えて、キャビティ内の溶融熱可塑性樹脂を第1ゲート部から第2ゲート部に向かう方向に流動させ、次いで、第1樹脂流路内の溶融熱可塑性樹脂に第1加圧手段により圧力P1’を加え、第2樹脂流路内の溶融熱可塑性樹脂に第2加圧手段により圧力P2’(但し、P2’>P1’>0)を加えることで、キャビティ内の溶融熱可塑性樹脂に対して第2ゲート部から第1ゲート部に向かう方向に剪断力を与えて、キャビティ内の溶融熱可塑性樹脂を第2ゲート部から第1ゲート部に向かう方向に流動させる操作を繰り返す、
工程から成ることを特徴とする成形品の射出成形方法。
IPC (3件)：
B29C45/57
, B29C45/28
, B29C45/77
B29C45/57
, B29C45/28
, B29C45/77
4F202AM34
, 4F202AM35
, 4F202AM36
, 4F202AR02
, 4F202CA11
, 4F202CB01
, 4F202CK02
, 4F202CK07
, 4F202CK52
, 4F206AM34
, 4F206AM35
, 4F206AM36
, 4F206AR02
, 4F206JA07
, 4F206JL02
, 4F206JM05
, 4F206JN25
, 4F206JQ81
