特許
J-GLOBAL ID:200903028511504365

マルチメディア呼転送方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-208691
公開番号(公開出願番号):特開平9-055982
出願日: 1995年08月16日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 従来加入者接続方式による転送では、いかなるメディアの着信呼も常に同一の転送先に接続される。また、着呼したメディアを受信可能な加入者端末が接続されていても、電波圏外や電源断によって呼び出しができなかったり、既に通信中の場合には、従来の移動体交換システムにはメディア種別に対応させて転送する機能がないので、発呼者側が再度発信しなければならなかった。【解決手段】 個々の加入者データ5nが登録されている加入者データテーブル5と加入者データ5nに対応する転送先番号テーブル2と呼処理プログラム4とを備える記憶装置1と、呼処理プログラム4を実行する中央制御装置3とを有する。転送先番号テーブル2が、加入者データ5nごとに、転送契機識別子21と、メディア種別識別子23と、被呼者番号24と、発呼者番号25と、転送先番号26と、転送フラグ27とを備え、照合対象識別子22を備えることができる。
請求項(抜粋):
マルチメディア通信を行う移動体交換システムにおいて、個々の加入者データが登録されている加入者データテーブルと、該加入者データに対応する転送先番号テーブルと、呼処理プログラムとを備える記憶装置と、該呼処理プログラムを実行する中央制御装置とを有し、該転送先番号テーブルが、該加入者データごとに、転送契機識別子と、メディア種別識別子と、被呼者番号と、発呼者番号と、転送先番号と、転送フラグとを備え、該加入者データテーブルに登録されている該加入者データのうちの任意の加入者である被呼者への着信呼に、所定の起動条件による転送契機が発生するごとに、該被呼者の該加入者データに対応する該転送先番号テーブルを検索し、該着信呼に発生した該転送契機と該被呼者の加入者データに対応する転送先番号テーブル内に記憶されている該転送契機識別子の内容のうちのいずれかとが一致するか否かを判断し、該転送契機が一致しない該着信呼について当該検索処理を終了し、該転送契機が合致した該着信呼について所定の照合処理を行って、該着信呼を転送するか否かを決定し、該照合処理によって転送しないと決定された該着信呼について当該検索処理を終了し、該照合処理によって転送すると決定された該着信呼を、該被呼者の加入者データに対応する転送先番号テーブル内に記憶されている転送先番号が指定する転送先に転送し、該被呼者の加入者データに対応する転送先番号テーブル内の該転送フラグをオン状態にし、当該移動体交換システムが、該被呼者の端末の位置登録を検出してまたは該被呼者の終話を検出して、該被呼者が通信可能な状態となったことを検知したときには、該被呼者の加入者データに対応する転送先番号テーブル内に記憶されている該転送フラグを検索して、該転送フラグがオン状態であれば、該被呼者の端末に、該着信呼が転送されていることを示す転送情報を伝達し、該被呼者が端末制御を行った後または該被呼者が該転送先に直接アクセスした後に、オン状態となっている該転送フラグをオフ状態とすることを特徴とする、マルチメディア呼転送方式。
IPC (3件):
H04Q 7/38 ,  H04M 3/42 ,  H04M 3/54
FI (4件):
H04Q 7/04 F ,  H04M 3/42 E ,  H04M 3/54 ,  H04B 7/26 109 L
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-136560
  • 呼転送システム及びその方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-290953   出願人:エイ・ティ・アンド・ティ・コーポレーション

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