特許
J-GLOBAL ID:200903028513583122

車両用直結クラッチのスリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-213127
公開番号(公開出願番号):特開平9-060720
出願日: 1995年08月22日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 減速スリップ制御状態から加速走行状態への移行する過渡期において減速スリップ制御が再開される場合に、エンジン回転速度の低下に起因して発生するショックを好適に緩和する。【解決手段】 タービン回転速度判断手段196によって、減速スリップ制御状態から加速走行状態への移行時においてタービン回転速度NT が所定の移行状態判定基準値KNTSLよりも高いことが判断され、移行時スリップ制御変更手段190によって、タービン回転速度判断手段196の判断が肯定された場合と否定された場合とでスリップ制御が異なるものとされる。そのため、タービン回転速度NT すなわち車両の車速Vに応じて、減速スリップ制御状態から加速走行状態への移行時のスリップ制御が異なるものとされて、その車速Vを考慮して適切なスリップ制御を実行することが可能となる。
請求項(抜粋):
ポンプインペラとタービンランナとを直結する直結クラッチを備えた車両において、該車両の減速走行状態および加速走行状態で前記直結クラッチのスリップ量を制御するスリップ制御手段を備える形式の車両用直結クラッチのスリップ制御装置であって、前記タービンランナの回転速度を検出するタービン回転速度検出手段と、減速走行状態において前記スリップ制御手段により直結クラッチのスリップ制御が行われる減速スリップ制御状態から加速走行状態への移行時において、該タービン回転速度検出手段により検出されたタービンランナの回転速度が所定の移行状態判定基準値よりも高いことを判断するタービン回転速度判断手段と、該タービン回転速度判断手段による判断が肯定された場合と、否定された場合とでは、前記スリップ制御手段のスリップ制御を異なるものとする移行時スリップ制御変更手段とを、含むことを特徴とする車両用直結クラッチのスリップ制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/14 601 ,  F16H 59:38
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-224561
  • 特開平4-064768

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