特許
J-GLOBAL ID:200903028515892564
非接触IDシステム
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
三好 秀和
, 中村 友之
, 伊藤 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-084956
公開番号(公開出願番号):特開2006-268384
出願日: 2005年03月23日
公開日(公表日): 2006年10月05日
要約:
【課題】 カードリーダで発生する熱量を抑制する。【解決手段】 カードリーダは、熱量推定部15により、テーブル格納部14に格納された熱量増減テーブルを参照して、回路部(質問器)11の現在の熱量を推定し、推定された回路部(質問器)11の現在の熱量が、所定の閾値を超えた場合に、質問要求の送信を、所定の閾値以下となるまで停止させる停止要求を上位管理装置20に送信する。上位管理装置20は、停止要求に応じて、回路部(質問器)11に対する質問要求の送信を、回路部(質問器)11の熱量が所定の閾値以下となるまで停止させることで実現する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
固有の識別子を格納してなる非接触IC(Integrated Circuit)カードと、
外部から送信される質問要求に応じて、上記非接触ICカードの通信規格を問い合わせる質問信号を送信し、上記非接触ICカードからの上記固有の識別子を含む応答信号を受信する質問器を有するカードリーダと、
上記質問器に対して、上記非接触ICカードの通信規格を問い合わせる要求を含んだ質問要求を送信し、上記質問器で、それぞれ受信された上記応答信号から上記非接触ICカードを通信対象として認証する上位管理装置とを備え、
上記カードリーダは、上記上位管理装置から送信される上記質問要求を受信する度に、計時を開始する第1の計時手段と、
上記第1の計時手段で計時された上記質問器による上記質問要求を処理する処理時間と、上記質問要求の処理が終了した終了時刻とを保持する時間保持手段と、
上記質問器の上記質問要求を処理する処理時間と、上記処理時間に応じて増加する増加熱量とを関係付けたテーブルと、上記質問器における上記質問要求に対する処理が終了してからの経過時間と、上記経過時間に応じて減少する減少熱量とを関係付けたテーブルとからなる熱量増減テーブルを格納するテーブル格納手段と、
上記質問器へ上記質問要求が送信される度に、上記テーブル格納手段に格納されている上記熱量増減テーブルを参照して、上記時間保持手段で保持されている上記処理時間に対応する増加熱量を取得し、
上記テーブル格納手段に格納されている上記熱量増減テーブルを参照して、上記時間保持手段で保持されている上記終了時刻と、上記第1の計時手段で計時された上記質問要求を受信した時刻とから求まる経過時間に対応する減少熱量を取得し、
取得した上記増加熱量と、上記減少熱量とを、毎回累積加算することで、現在の上記質問器の熱量を推定する熱量推定手段と、
上記熱量推定手段によって推定された現在の上記質問器の熱量が、所定の閾値を超えた場合に、上記テーブル格納部に格納されている上記熱量増減テーブルを参照して、現在の上記質問器の熱量が、上記所定の閾値以下となるまでに要する減少時間を求め、上記質問要求の送信を停止させる停止要求と、上記減少時間とを上記上位管理装置に送信する停止要求送信手段とを有し、
上記上位管理装置は、上記停止要求送信手段から送信される上記停止要求を受信する度に、計時を開始する第2の計時手段と、
上記第2の計時手段によって計時される時間が、上記減少時間だけ経過するまでの間、上記質問器への上記質問要求の送信を停止させるよう制御する制御手段とを有すること
を特徴とする非接触IDシステム。
IPC (1件):
FI (2件):
G06K17/00 B
, G06K17/00 F
Fターム (4件):
5B058CA17
, 5B058CA22
, 5B058KA04
, 5B058KA25
引用特許:
前のページに戻る