特許
J-GLOBAL ID:200903028517811600

空気調和機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-007236
公開番号(公開出願番号):特開2001-201153
出願日: 2000年01月17日
公開日(公表日): 2001年07月27日
要約:
【要約】【課題】暖房運転時に実際に送風を開始するまでの時間を可変することで、過負荷状態の発生を防止し、かつ使用者に対する冷風感を確実に防止できるようにする。【解決手段】温度センサ24による熱交換器の検知温度が、第1の設定温度に達してから第2の設定温度に達するまでの経過時間の長、短に応じて、熱交換器の温度が第2の設定温度に達してからファン12の回転をスタートするまでの遅延時間を長、短にそれぞれ可変設定すべく、制御部20により、格納部26からそのときの経過時間及び風量設定部22による設定風量に対応する遅延時間データを読み出し、熱交換器の検知温度が第2の設定温度に達してから、格納部26より読み出した遅延時間データに基づく遅延時間後に、風量設定部22により設定された風量になるようにファン12を駆動する。
請求項(抜粋):
本体内の空気吸入口付近に配設された熱交換器と、前記熱交換器の温度を検知する温度センサと、前記本体内のルーバにより開閉される空気吐出口付近に配設されたファンと、前記ファンの回転による風量を複数段階に設定する設定キーを有する風量設定部と、前記風量設定部のキー操作により設定された風量で暖房、冷房、送風等の各モードの運転制御を行う制御部とにより構成され、暖房運転時に、運転開始から前記温度センサによる検知温度が上昇して予め設定された設定温度まで達したときに、前記制御部により、前記設定温度に達してから所定の遅延時間後に、前記風量設定部により設定された風量にすべく前記ファンを駆動する空気調和機の制御装置において、それぞれ予め定められた第1の設定温度及びこの第1の設定温度より高い第2の設定温度を記憶した記憶部と、前記温度センサによる検知温度が前記第1の設定温度に達してから前記第2の設定温度に達するまでの経過時間を計時する計時部と、前記経過時間が長、短のときに前記遅延時間を長、短にそれぞれ設定すべく各経過時間毎の遅延時間データを予め格納した格納部とを備え、前記制御部は、前記計時部により計時される前記経過時間に対応する遅延時間データを前記格納部から読み出し、読み出した遅延時間データに基づく前記遅延時間後に前記ファンを駆動制御することを特徴とする空気調和機の制御装置。
Fターム (3件):
3L061BE01 ,  3L061BF04 ,  3L061BF06

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