特許
J-GLOBAL ID:200903028525237785

直交周波数分割多重信号のダイバーシティ受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-191299
公開番号(公開出願番号):特開平11-041196
出願日: 1997年07月16日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 多値QAMのOFDM受信装置は、同期状態、伝送特性の適応的な補償回路が正常に動作するまでの長い時間の間は受信入力信号の復号ができない。【解決手段】 設置場所の異なる2つのアンテナにより受信した直交周波数分割多重信号を、2つの復調器2a、2bで別々に復調した信号を加算合成器4で合成してから、QAM復号器5で復号する。このため、仮に或るアンテナにおいて直接波と間接波(マルチパス信号)とが逆相関係にあり、打ち消される場合でも別のアンテナにおいては良好な状態で直交周波数分割多重信号を受信できるため、復号を継続的に行うことができる。また、復調器2a、2bの出力復調信号レベルに応じて、出力レベル検出器3が復調器2a、2bにおける増幅利得を同じ値に可変制御するようにしているため、必要以上に増幅利得を増加させないようにできる。
請求項(抜粋):
少なくとも受信する直交周波数分割多重信号の中心キャリアの半波長以上異なる場所に隣接して設置された複数のアンテナと、前記複数のアンテナに対応して設けられ、これら複数のアンテナでそれぞれ受信して得られた前記直交周波数分割多重信号を別々に復調する複数の復調器と、前記複数の復調器から出力された各復調信号のレベルに応じて、前記複数の復調器における増幅利得を同じ値に可変制御する出力レベル検出器と、前記複数の復調器から出力された各復調信号を加算合成する加算合成器と、前記加算合成器の出力合成信号を自己適応型復号テーブルを用いて復号する復号手段とを有することを特徴とする直交周波数分割多重信号のダイバーシティ受信装置。
IPC (3件):
H04J 11/00 ,  H04B 7/08 ,  H04L 1/02
FI (3件):
H04J 11/00 Z ,  H04B 7/08 D ,  H04L 1/02

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