特許
J-GLOBAL ID:200903028526980520

流体封入式マウント装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-014581
公開番号(公開出願番号):特開平8-210431
出願日: 1995年01月31日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 オリフィス通路を開閉することにより防振特性を切り換えることの出来る流体封入式マウント装置を簡単な構造をもって実現すること。【構成】 可撓性膜46を挟んでオリフィス通路74の開口部72に対向位置させられた作用部材78を、筒状の周壁ゴム82で弾性支持せしめると共に、該周壁ゴム82内に作用空間86を形成し、該作用空間86にコイルスプリング94を配設して、それら周壁ゴム82とコイルスプリング94により協働して作用部材78を付勢し、オリフィス通路74の開口部72に可撓性膜46を押し付けて覆蓋せしめる一方、かかる作用空間78に負圧力を及ぼして作用部材78を可撓性膜46から離隔させることによりオリフィス通路74の開口部72を開口させるようにした。
請求項(抜粋):
互いに所定距離を隔てて配された第一の取付部材と第二の取付部材を本体ゴム弾性体にて連結せしめて、該第二の取付部材にて支持された仕切部材の両側に、前記本体ゴム弾性体により壁部の一部が構成された受圧室と、可撓性膜により壁部の一部が構成された平衡室を形成し、それら受圧室および平衡室に非圧縮性流体を封入すると共に、該受圧室と該平衡室を相互に連通するオリフィス通路を設ける一方、該オリフィス通路を連通状態と遮断状態に切換可能とした流体封入式マウント装置において、前記可撓性膜の外方に位置する支持部を前記第二の取付部材に設けて、該支持部により、前記可撓性膜を挟んで前記オリフィス通路の開口部に対向位置せしめられた作用部材を、筒状の周壁ゴムを介して弾性支持せしめると共に、該周壁ゴムの内部に密閉された作用空間を形成し、該作用空間にコイルスプリングを収容配置せしめて、該コイルスプリングと前記周壁ゴムにより前記作用部材を前記可撓性膜を介して前記オリフィス通路の開口部に押圧して該開口部を覆蓋する一方、前記作用空間を負圧源に接続する空気通路を設けて、該作用空間に負圧力を及ぼすことにより、前記作用部材を前記オリフィス通路の開口部から離隔させて該開口部を開口せしめるようにしたことを特徴とする流体封入式マウント装置。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-272532
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-272532

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