特許
J-GLOBAL ID:200903028544447383

求人求職仲介システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-147917
公開番号(公開出願番号):特開平11-338881
出願日: 1998年05月28日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 データベース化した求人求職情報をコンピュータで処理して相互の求めがよく適合する求人案件と求職案件の組み合せを見いだす求人求職仲介システムにおいて、経験豊かで進取の気性にも富む優れた人材斡旋コンサルタントが持っているような知識や能力をシステムに採り入れるためのコンピュータ情報処理技術を提供する。【解決手段】 1つの求人案件が検索条件として入力されたのを受けて、この求人案件と求職データベースの多数の求職案件とを直接的に照合するとともに事例データベースを介して間接的に照合し、いくつかの合格求職案件の詳細情報を検索結果として提示する。同時に、その検索でよく適合すると判断された求人スキルフレーズと求職スキルフレーズの組み合せを検索依頼者あるいは事例データベース管理者に向けて提示し、その組み合せについての適合性評価値の入力を促す。入力された適合性評価値に基づいて事例データベースの内容あるいは適合性計算アルゴリズムの内容を改善的に変化させる。
請求項(抜粋):
データベース化した求人および求職情報をコンピュータで処理して相互の求めがよく適合する求人案件と求職案件の組み合せを検索する求人求職仲介システムであって、つぎの事項(10)〜(20)により特定される。(10)職業的経験や素養に関する情報が一定のデータ形式をもつスキルフレーズで表現される。スキルフレーズは属性の異なる複数の項目から構成される。各属性項目ごとに、そこに記入されることになる多数のキーワードがあらかじめ決まっていて、システムにアクセスする者によってそれらキーワード群の中から任意に選択したキーワードが記入される。(11)1つの求職案件についての個人アピール事項が任意の数のスキルフレーズの集合で表現される。多数の求職案件のスキルフレーズ集合が求職データベースに記録される。(12)適合度の高い2つのスキルフレーズの組み合せ事例を事例スキルフレーズペアとし、多数の事例スキルフレーズペアを作成して事例データベースに記録しておく。各事例スキルフレーズペアにおける両フレーズの適合度に関連した事例重みを設定しておく。(13)1つの求人案件についての採用希望事項が任意の数のスキルフレーズの集合で表現される。1つの求人案件に含まれる複数のスキルフレーズにそれぞれの重要度が設定される。(14)1つの求人案件A(i個の求人スキルフレーズA1,A2,...,Aiの集合である)が検索条件として入力されたのに応動して、この求人案件Aと求職データベースの多数の求職案件とを直接的に照合するとともに事例データベースを介して間接的に照合する。(15)求人案件Aと求職案件B(j個の求職スキルフレーズB1,B2,...,Bjの集合である)とを直接照合する場合、1つの求人スキルフレーズAnとj個の求職スキルフレーズB1,B2,...,Bjとを1対1で突き合せて照合し、j組のスキルフレーズの各組み合せについてスキルフレーズ間の適合度を表すフレーズ適合得点を計算するとともに、j個のフレーズ適合得点中の最高得点を求人スキルフレーズAnの直接照合フレーズ適合得点Pnとして採択する。n=1,2,...,iとしてi個のスキルフレーズA1,A2,...,Aiのそれぞれについての直接照合フレーズ適合得点P1,P2,...,Piを求める。(16)間接照合においては、1つの求人案件Aに含まれる各求人スキルフレーズAn(n=1,2,...,i)と多数の事例スキルフレーズペアの一次側事例フレーズとを1対1で突き合せ、各求人スキルフレーズAnと所定の基準以上に適合する一次側事例フレーズを選出する。ある求人スキルフレーズAnがある事例スキルフレーズペアX・Yの一次側事例フレーズXと適合する場合、その二次側事例フレーズYと各求職案件に含まれる各求職スキルフレーズとを1対1で突き合せ、二次側事例フレーズYと所定の基準以上に適合する求職スキルフレーズを選出する。二次側事例フレーズYとある求職案件Bの組み合せについて、二次側事例フレーズYがある求職スキルフレーズBmともっとも良好に適合した場合、求人スキルフレーズAnと一次側事例フレーズXとの適合度、二次側事例フレーズYと求職スキルフレーズBmとの適合度、事例スキルフレーズペアX・Yの前記事例重みに基づいて、求人スキルフレーズAnと求職スキルフレーズBmとの事例介在フレーズ適合得点Qnを計算する。(17)求人スキルフレーズAnと求職スキルフレーズBmの組み合せについて、直接照合フレーズ適合得点Pnと事例介在フレーズ適合得点Qnのいずれか大きい得点を真正フレーズ適合得点Rnとして採択する。求人案件Aと求職案件Bの組み合せについて、i個の真正フレーズ適合得点R1,R2,...,Riと、各求人スキルフレーズAnに設定された前記重要度と、その求人案件Aに含まれるフレーズ数iとに基づいて、これら求人案件Aと求職案件Bとの適合度を表す案件適合得点を計算する。(18)1つの求人案件Aについて所定の基準以上の案件適合得点を計上したいくつかの求職案件を合格求職案件とし、それら合格求職案件をシステムにアクセスしている検索依頼者に検索結果として提示する。(19)求人案件Aと各合格求職案件の組み合せにおいて所定の基準以上の真正フレーズ適合得点を計上した求人スキルフレーズと求職スキルフレーズの組み合せを所定の様式で表現し、前記検索依頼者あるいは事例データベース管理者に対してフレーズ結合事例として提示する。(20)フレーズ結合事例として提示した求人スキルフレーズと求職スキルフレーズの個々の組み合せについて、前記検索依頼者あるいは事例データベース管理者によって与えられた適合性評価値がシステムに入力される。その適合性評価値の入力に応動して事例データベースの内容あるいは適合性計算アルゴリズムの内容を改善的に変化させる。
IPC (2件):
G06F 17/30 ,  G06F 17/60
FI (3件):
G06F 15/40 380 Z ,  G06F 15/21 Z ,  G06F 15/403 350 C
引用特許:
審査官引用 (4件)
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