特許

J-GLOBAL ID：200903028553229801

定着装置

発明者： 田口 泰彦 ,  越後 勝博 ,  由良 純 ,  藤田 貴史 ,  町田 秀則
出願人/特許権者： 株式会社リコー
代理人 (1件)： 伊藤 武久 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-156977
公開番号（公開出願番号）：特開平11-002983
出願日： 1997年06月13日
公開日（公表日）： 1999年01月06日
要約：

【要約】【課題】 定着ローラ端部からの熱の逃げを防止すると共に大きな強度を得ることのできる定着装置を提供する。【解決手段】 定着ローラ100の内周に発熱層3を設け、ローラ両端部の内周側に断熱ブッシュ7a,bを介して軸受6a,bを設けて定着側板の延設部13a,bにより定着ローラ100を支持する。ローラ内部に設けた軸受により定着ローラ両端部での開口面積を小さくし、定着ローラ端部からの熱の逃げを抑制できる。また、軸受6a,b(と断熱ブッシュ7a,b)が嵌装されることによりローラ100の機械的強度が増大され、定着ローラ100の撓みや断面のつぶれが防止される。

請求項（抜粋）：

回転駆動される定着ローラと、該定着ローラに圧接される加圧ローラとを備え、両ローラ間に未定着画像を担持した記録材を通過させて未定着画像を記録材に定着させる熱定着装置において、前記定着ローラは薄肉の中空円筒状金属基体からなり、該中空円筒状金属基体の内面に電気絶縁層と抵抗発熱層とを積層し、該定着ローラ両端部のローラ内周側に軸受を設けて定着ローラを支持することを特徴とする定着装置。