特許
J-GLOBAL ID:200903028559252619
熱可塑性樹脂の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-181728
公開番号(公開出願番号):特開平9-031140
出願日: 1995年07月18日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【目的】耐衝撃性、表面外観、表面光沢の優れた耐候性熱可塑性樹脂の製造方法を提供する。【構成】(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体およびクロロメチル基を有するビニル単量体を共重合して得られる重量平均粒子径が0.05〜3μmで、ゲル含有率が40〜95重量%の特定の(メタ)アクリル系ゴム質共重合体の存在下に、芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体を特定量グラフト重合することを特徴とする熱可塑性樹脂の製造方法。【効果】(メタ)アクリル系ゴム質共重合体のゲル含有率およびそのグラフト率を所望の範囲に最適化することが容易にできる。したがって、耐衝撃性、耐候性、表面外観に優れ、層状剥離を生じない熱可塑性樹脂が製造できる。
請求項(抜粋):
アルキル基の炭素数が1〜12個の(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体59.9〜99.9重量%、クロロメチル基を有するビニル単量体0.1〜10重量%、およびこれらと共重合可能な他のビニル単量体0〜40重量%(ただし、単量体は合計100重量%とする。)を共重合して得られ、かつ重量平均粒子径が0.05〜3μmの(メタ)アクリル系共重合体を、多官能性ビニル単量体の共存下ラジカル発生剤により処理してなるゲル含有率が40〜95重量%の(メタ)アクリル系ゴム質共重合体100重量部の存在下に、芳香族ビニル単量体100〜20重量%、シアン化ビニル単量体0〜50重量%、およびこれらと共重合可能な他のビニル単量体0〜80重量%を含む単量体混合物30〜200重量部をグラフト重合することを特徴とする熱可塑性樹脂の製造方法。
IPC (2件):
C08F265/06 MQM
, C08F212/10 MJW
FI (2件):
C08F265/06 MQM
, C08F212/10 MJW
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