特許
J-GLOBAL ID:200903028561604344
くし形励起及びフーリエ速度符号化を用いた多点流体流れ定量測定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-044317
公開番号(公開出願番号):特開平6-022935
出願日: 1993年02月10日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 選ばれた管内の流体の速度の分布を作像すると共に定量的に測定する方法を提供する。【構成】 磁界勾配内でrf励振パルス62を印加して、被検体の多数の領域44,46,48の核磁気共鳴を励振する。rf励振パルスは幾つかの周波数帯36,37,38を持ち、周波数帯の合間の周波数は実質的に振幅がない。各々の周波数帯は、各領域からの信号を分離することが出来る様にオフセットした一意的な位相角で符号化されている。励振された領域が、その流速に基づいて、第2の軸に沿ってフーリエ速度符号化される。読出し勾配の存在のもとに再び放射された信号を収集して、選ばれた軸に沿った分解能を求めて、速度プロフィールを再生する。
請求項(抜粋):
被検体の管内の流体の運動の定量測定方法に於て、前記被検体に均質の磁界を印加し、該被検体の複数個の走査を実施して1組の走査データを収集し、各々の走査は、(a)前記被検体の一領域にくし形励振を加えて複数個の励振部分を作り、(b)測定しようとする流れの軸線に沿って流れ符号化磁界勾配パルスを印加することによって、前記被検体の励振部分を流れ符号化し、該流れ符号化磁界勾配パルスは、最初の走査に対する一方の極性を持つ最大値から、最後の走査に対する反対の極性を持つ最大値まで変化する予定の振幅を持つと共に、少なくとも1つの負のローブ及び少なくとも1つの正のローブを持っており、(c)1組の走査データを収集する段階を含み、この収集の為に、(c-1)前記被検体に第1の読出し磁界勾配パルスを印加し、(c-2)前記被検体に、前記第1の呼出し磁界勾配パルスより大きいか又はそれと等しいが、それとは反対の極性である、振幅帯時間曲線の下にある面積を持つ第2の読出し磁界勾配パルスを印加し、(c-3)前記読出し磁界勾配パルスの存在のもとに、所定の期間にわたって前記被検体の励振部分から再び放射されるMR信号の量を感知し、(c-4)前記流れ符号化磁界勾配パルスの対応する予定の振幅に関連して、前記被検体から再び放射されたMR信号に関係する1組の走査データを記憶する段階を実行し、前記走査データを再生して、前記走査データの2次元フーリエ変換によって流体運動のプロフィールを再生することによって、流体の速度を決定する段階を含む流体運動の定量測定方法。
FI (3件):
A61B 5/05 382
, A61B 5/05 374
, A61B 5/05 376
引用特許:
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