特許
J-GLOBAL ID:200903028581662014

ストラットマウントのシール部およびその形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-088679
公開番号(公開出願番号):特開平6-300076
出願日: 1993年04月15日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 耐熱性、耐オゾン性に優れたシール部材を電着塗装後の金具表面に形成可能とし、シール性、耐久性および防振特性などの向上を図る。【構成】 ストラットマウントを内筒体と、外筒体2と、両者を連結する弾性体と、外筒体から半径方向外方に突出して車体パネル6下面に連結するための環状取付フランジ4と、この上面に固着した環状シール部材5とで構成する。車体パネルに環状開口部61を形成する。取付フランジ上面に内周側フランジ面41aと、外周側フランジ面43aと、両者間に凹段部44を形成するための上向きテーパ面42aを全周に形成し、上向きテーパ面にシリコーンゴムよりなるシール部材を固着する。上記開口部の内周縁に上向きテーパ面と相対向してシール部材を挟み付けるための下向きテーパ面62aを全周に形成する。取付フランジを回転しつつ所定粘度の液状シリコーンゴムをノズルから注出、塗布した後、固着、硬化させてシール部材を形成する。
請求項(抜粋):
ストラットマウントが、筒軸を上下方向に向けた内筒体と、この内筒体を囲む外筒体と、両者を連結する弾性体と、上記外筒体の外周部に一体に形成されて半径方向外方に突出する環状の取付フランジと、この取付フランジの上下一方の面に設けられた環状のシール部材とを備えており、上記ストラットマウントが取付けられる車体パネルには上記外筒体が挿入される環状開口部が形成され、この環状開口部の近傍位置の車体パネルと、上記取付フランジの一方の面との間に上記シール部材が挟み付けられてなるストラットマウントのシール部において、上記取付フランジの一方の面側には、内周側フランジ面と、外周側フランジ面と、上記内周側フランジ面の外周縁から半径方向外方側に斜め下向きに延びて上記内周側フランジ面と外周側フランジ面との間に段部を全周にわたって形成する第1テーパ面とが形成されており、上記シール部材は、上記第1テーパ面の全周に天然ゴム以外のエラストマーが硬化した状態で帯状に取付けられて形成されており、上記車体パネルの開口部には、上記第1テーパ面と相対向して間に上記シール部材を斜め上下方向に挟み付けるよう半径方向内方側に斜め上向きに延びる第2テーパ面が全周にわたって形成されていることを特徴とするストラットマウントのシール部。
IPC (3件):
F16F 9/54 ,  B60G 15/06 ,  B62D 65/00

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