特許

J-GLOBAL ID：200903028582973218

高枝分れオリゴマー、その調製方法およびその応用

発明者： モシンスキィ・レオニド
出願人/特許権者： エポックス リミテッド
代理人 (1件)： 田辺 恵基
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-575930
公開番号（公開出願番号）：特表2002-527555
出願日： 1999年10月13日
公開日（公表日）： 2002年08月27日
要約：

【要約】本発明は、本文に記載された一般式(1)の高枝分れポリアミドオリゴマー、当該枝分れオリゴマーの調製方法、およびその様々な使用法に関する。当業者によく知られているように、様々なポリアミドオリゴマーの態様および効用は、それらの構造および価数(反応基の組成)に応じて変わりうる。ポリアミドオリゴマーは、例えば熱硬化性配合物を調製する際のエポキシ硬化剤としての用途、熱可塑性ホットメルト接着剤としての用途、接着促進剤としての用途、かつ他の多くの適切な用途に使用することができる。開示の高枝分れオリゴマーは、例えば、なかでも粘着剤、ラッカ、エナメルまたはシーラント混合物の形をとるエポキシ硬化剤として大いに有効であることが証明された。

請求項（抜粋）：

一般式(1)で示される高枝分れオリゴマーであって、【化1】ただし、 -mは、1から5の数字を表し、 -Rは、直鎖もしくは枝分かれしたC1からC18のアルキル、シクロアルキル、アラルキルまたはアリール基から選択される一価の基を表し、アリール基はハロゲン原子、直鎖もしくは枝分れしたC1からC12のアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルキル基で置換されていてよく、あるいは -RまたはR1は、独立して一般式(2)で示される一価の基を表す。【化2】ただし、 -pは、0.1から18.0の数字を表し、 -uは、0.1から18.0の数字を表し、 -nは、0.2から1.5の数字を表し、 -R3は、 (i)一般式(3)で示される二価の基:【化3】(ただし、 -qは、1から20の数字を表し、 -Aは、そのすべてが1つまたは複数のハロゲン原子で置換されていてよい直鎖または枝分れアルキレンまたはアルケニレンを表し、あるいはAはスルホニレン基を表し、 -YおよびZは同じであるか、または独立して異なり、原子価結合、あるいは直鎖または枝分れアルキレンまたはアルケニレン、あるいは一般式が-O-R7-の基(ただし、-R7は、直鎖または枝分れ低級アルキレンまたはアルケニレンを表す)を表し、それらのすべてが1つまたは複数のヒドロキシルで置換されていてよく、 -Xは水素原子またはハロゲン原子あるいは低級アルキルを表す) (ii)一般式(4)で示される二価の基:【化4】(ただし、 -sは1から100の数字を表し、R8は、それらの基は1つまたは複数のアルキルまたはアルコキシルで置換されていてよく、その芳香族環またはアルキレン基は1つまたは複数のハロゲン原子で置換されていてよい直鎖または枝分れアルキレン、アルケニレン、シクロアルキレン、シクロアルケニレンまたはアリーレンから選択される基を表す) (iii)一般式(5)で示されるジオキシ基:【化5】(ただし、 -Wは、C1〜C3のアルキレンを表し、 -R9は、直鎖または枝分れアルキレンまたはアルケニレンを表す) (iv)それらのすべてが1つまたは複数の直鎖または枝分れアルキル、ハロアルキル、酸化物またはハロゲン原子で置換されていてよい、以下の化学式(7a)から(7c)を有する二価の基:【化6】 または(v)一般式(8)で示される二価のジオキシ基:【化7】(ただし、A、YおよびZは上に定めたとおりである)を表し、 -R4は、一般式(10a)または(10b)で示される基:【化8】(ただし、Dは、それらのすべてが1つまたは複数のアルキル、ヒドロキシルまたはハロゲン原子で置換されていてよく、その環状基は単環基または多環基でありうる直鎖または枝分れジオキシアルキレン、ジオキシアルケニレン、ジオキシシクロアルキレン、ジオキシシクロアルケニレン、ジオキシアリールアルケニレン、スルホニレン、ジオキシアリーレン、ジオキシアラルキレンを表し、あるいはDは、A、YおよびZが上に定められたとおりの一般式(8)で示される基を表す)を表し、 -R4またはR6は、独立して、rが1から6の数字である一般式が-(CH2CH2NH)r-CH2CH2-の二価のポリアミノアルキレン基を表し、 -R5は、tおよびvが独立して1から100の数字を表す一般式がCtHvの二価の基を表し、直鎖または枝分れアルキレン、アルケニレン、シクロアルキレン、シクロアルケニレン、アラルキレンから選択され、 -R2は、二価の直鎖または枝分れしたアルキレンまたはアルケニレン、シクロアルキレン、シクロアルケニレン、アリーレン、アラルキレン、あるいは一般式(12)で示される基を表し、【化9】ただし、R10は1つまたは複数のハロゲン原子によって置換されていてよい低級アルキレンを表し、kは1から20の数字である、またはR2は一般式(12)で示されるビスアミドを表し、【化10】ただし、t、vおよびnは上に定めたとおりであり、そのビスアミドは1つまたは複数の直鎖または枝分れアルキル、またはハロゲン原子で置換されていてよい高枝分れオリゴマー。

IPC (3件)：

C08G 81/00 ,  C07C233/05 ,  C08G 59/54

FI (3件)：

C08G 81/00 ,  C07C233/05 ,  C08G 59/54

Fターム (15件)：

4H006AA01 ,  4H006AB46 ,  4H006BJ20 ,  4H006BV22 ,  4J031AA47 ,  4J031AA55 ,  4J031AA57 ,  4J031AB04 ,  4J031AC09 ,  4J031AD03 ,  4J031AE03 ,  4J031AF30 ,  4J036AA01 ,  4J036DC22 ,  4J036FB13