特許
J-GLOBAL ID:200903028583398047

収斂される適応フィルタ機能を備えた聴覚補助装置、ノイズ抑制装置およびフィードバック抑制装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-172767
公開番号(公開出願番号):特開平6-189395
出願日: 1993年07月13日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】 ノイズまたはフィードバック抑制能力が選択された周波数帯域にわたって収斂されるような適応フィルタシステムを提供する。【構成】 ノイズ・フィードバック抑制装置は望ましい成分と望ましくない成分を共にもつ音声入力信号120を処理する。装置は入力信号に動作的に結合されている第1フィルタ270を具備し、主として望ましくない成分を含んでいる入力信号の音声スペクトルを選択的に通して集中される基準信号275を生成する。基準信号は、適応フィルタ出力信号を与えるために入力信号を濾過するために配置されている適応フィルタ110に送られる。結合回路網は、適応フィルタ出力信号を入力信号から取り除いて、エラー信号を生成する。また、入力信号の望ましくない成分のスペクトルを実質的にカバーするエラー信号の音声スペクトルを適応フィルタに選択的に通す第2フィルタ310を更に具備している。
請求項(抜粋):
音響信号エネルギーを処理するために構成されており、該音響信号エネルギーに応答して音声入力信号を生成するマイクロフォンを有し、該入力信号が望ましい成分と望ましくない成分を共に含んでおり、そして、音を放出する出力トランスデューサを有する聴覚補聴器であって、主として前記の望ましくない成分をもつ前記入力信号の音声スペクトルを選択的に通すことによって基準信号を発生するために、前記入力信号に動作上結合されている第1フィルタ手段と、前記入力信号に対して適応フィルタ作用を行うために、前記入力信号と前記の基準信号とに動作上結合されて、適応フィルタ出力信号を供給する適応フィルタ手段と、前記適応フィルタ出力信号に前記入力信号を結合して、前記の望ましくない成分を前記入力信号から除外するために、前記入力信号と前記適応フィルタ出力信号とに動作上結合されている結合手段と、前記入力信号の前記の望ましくない成分に対応する音声スペクトルのエラー信号を前記適応フィルタ手段に選択的に通過させるために、該エラー信号に動作上結合されている第2フィルタ手段とを備え、前記適応フィルタ手段が前記の選択的に通過された入力信号と前記の選択的に通過されたエラー信号とを共に使用する信号濾過アルゴリズムに従って制御されており、前記出力トランスデューサ手段が前記の望ましい出力信号に応答するようになっており、それにより、前記の望ましくない成分が、前記入力信号の前記の望ましい成分に実質的に影響することなく、前記入力信号から効果的に除去されることを特徴とする聴覚補助装置。
IPC (4件):
H04R 25/00 ,  H03H 17/02 ,  H03H 21/00 ,  H04B 1/10

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