特許
J-GLOBAL ID:200903028592996011

無線LANシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-277892
公開番号(公開出願番号):特開2003-087264
出願日: 2001年09月13日
公開日(公表日): 2003年03月20日
要約:
【要約】【課題】 複数のチャネルを持たない拡散型光無線LANシステムでは、本来互いに非同期に通信を行っている複数の無線LANシステムが隣接する場合、通信の競合を起こし、通信障害が発生する。【解決手段】 システムBの通信範囲に含まれるシステムAのステーションSTAbの通信を行う場合、システムAのアクセスポイント11が、有線LAN17を介してシステムBへロック要求送信する(103)。続いて、システムAはリプライ待ちの状態104になる。システムBのアクセスポイント16は、システムAからのロック要求を受信すると、リプライ送信をすると共に、無線空間の使用を差し控えた状況、すなわち、ロック解放待ちの状態203となる。リプライ待ちの状況にあるアクセスポイント11は、システムBからのリプライを受信すると、無線空間を使用してステーションSTAbの通信を105で示すように開始する。
請求項(抜粋):
無線端末である一又は二以上のステーションと、このステーションに対して無線データの送信権を付与するアクセスポイントからなる無線通信システムが複数隣接して存在し、各アクセスポイントは他のシステムのアクセスポイントとは非同期で自システム内のステーションに送信権を付与する無線LANシステムであって、前記複数の無線通信システムの各アクセスポイントは、自システムのステーションのうち、他の無線通信システムとは非同期にデータの送信権を付与するステーションのアドレスを記憶する第1の待ち行列と、通信障害が検出された結果、無線空間の排他使用を試みるステーションのアドレスを記憶する第2の待ち行列と、無線空間の排他使用を要求したシステムを記憶するロック要求待ち行列とを有する記憶装置と、他のシステムのアクセスポイントからの、無線空間の排他使用の要求、排他使用の解放要求又は排他使用の許可応答を受信し、前記無線空間の排他使用の要求を受信したときには、送信元のシステムを予め決めた優先順位に従って前記ロック要求待ち行列に組み入れ、前記排他使用の解放要求を受信したときには、送信元のシステムを前記ロック要求待ち行列から削除するシステム間通信受信手段と、送信権を付与しようとする自システム内のステーションが前記記憶装置の前記第1の待ち行列にあるときには、そのステーションに送信権を付与する第1の処理手段と、前記記憶装置の前記第2の待ち行列にある自システム内のステーションに前記送信権を付与するに先立って前記無線空間の排他使用の要求を送信すると共に自システムを予め決めた優先順位に従って前記ロック要求待ち行列に組み入れ、通信終了した自システム内のステーションが前記第2の待ち行列の最後にあるときには前記無線空間の排他使用の解放要求を送信すると共に前記ロック要求待ち行列から自システムを削除する第2の処理手段と、前記ロック要求待ち行列の先頭に自システムが記憶されているときには、前記システム間通信受信手段により前記排他使用の許可応答を受信するまで待機状態とし、前記排他使用の許可応答を受信したときに、前記第2の待ち行列にある送信権を付与しようとする自システム内のステーションに送信権を付与する第3の処理手段と、前記システム間通信受信手段により前記排他使用の要求を受信し、前記ロック要求待ち行列の先頭に他のシステムが記憶されていたときには、前記排他使用の許可応答を送信する第4の処理手段とを有することを特徴とする無線LANシステム。
IPC (2件):
H04L 12/28 300 ,  H04L 12/28 310
FI (2件):
H04L 12/28 300 B ,  H04L 12/28 310
Fターム (13件):
5K033AA01 ,  5K033AA05 ,  5K033CA06 ,  5K033CA15 ,  5K033CA19 ,  5K033CB01 ,  5K033CB06 ,  5K033CB17 ,  5K033DA02 ,  5K033DA20 ,  5K033DB13 ,  5K033DB18 ,  5K033EC03

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