特許
J-GLOBAL ID:200903028603705294

基板検査機の治具位置補正方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 功 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-008586
公開番号(公開出願番号):特開平6-221819
出願日: 1993年01月21日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】プリント基板検査機の治具の位置補正を自動的に行うことを目的とする。【構成】被検査プリント基板と治具との間に、パソコンからの駆動信号によって移動可能なCCDカメラを設置し、治具に施された打痕をプリント基板の目的の位置と合致させるために、パソコンは打痕の現在位置と目的位置との位置データをCCDカメラの画像データによって把握し、その結果、駆動信号を出力して自動的に治具を移動するように構成される。
請求項(抜粋):
被検査プリント基板のパターンと接続されプリント配線の断線、短絡、接触不良を検出する治具と、前記治具をCPUから供給される駆動信号によってX、Y方向に移動させ、或は回転させる治具駆動手段と、前記プリント基板と前記治具との間に設置されるCCDカメラと、前記CCDカメラを前記CPUから供給される駆動信号によってX、Y方向に駆動するCCDカメラ駆動手段と、前記CCDカメラから出力されるビデオ信号を画像処理し、モニタに表示すると共にビデオメモリに格納する画像処理部と、入力スイッチの操作に応じて前記ビデオメモリの内容に基づき前記CCDカメラの位置を計算し記憶すると共に、治具位置補正計算を行い、計算結果によって前記治具駆動手段および前記CCDカメラ駆動手段に対して各駆動信号を供給する前記CPUと、前記治具と前記被検査プリント基板とを接触させるプレス部とを備え、まず、前記治具を取り付けた後、前記プレス部により前記治具と前記被検査プリント基板とを接触させて打痕を施し、前記CCDカメラを介して直接打痕を視認して入力スイッチを押すことにより、前記CPUは打痕の位置を記憶し、つぎにこのCCDカメラを目的の場所に移動させ入力スイッチを押すことによって前記CPUはこの場所の位置を記憶し、前記CPUは記憶した現在の打痕の位置と目的の場所の位置との数値的関係に基づき前記治具を移動すべき方向および移動量を算定し、この算定結果によって前記駆動信号を出力して前記治具を移動させることによって前記プリント基板と前記治具との位置関係に関する基準データを作成し、以後のプリント基板の検査の際には記憶された基準データと前記CCDカメラを介して入力するプリント基板の基準マークとのずれを計算し、これによって前記治具に何ら基準マークを加工することなくそれの補正移動を行うことを特徴とする基板検査機の治具位置補正方式。
IPC (2件):
G01B 11/24 ,  G01R 31/02

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