特許
J-GLOBAL ID:200903028607907754

難燃性スチレン系樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-114931
公開番号(公開出願番号):特開2001-294723
出願日: 2000年04月17日
公開日(公表日): 2001年10月23日
要約:
【要約】【課題】 耐熱性に優れ、耐衝撃性の良好な、高い難燃性を有するスチレン系樹脂組成物を提供する。【解決手段】 (A)本文記載の方法で測定された還元粘度が0.40〜1.50dl/gであるゴム変性スチレン系樹脂100重量部(a成分)、(B)(B-1)特定の環状リン酸エステル化合物(b-1成分)および(B-2)特定の有機リン酸エステル化合物(b-2成分)よりなり、b-1成分とb-2成分との割合が重量比で5:95〜95:5である難燃剤1〜70重量部(b成分)からなる難燃性スチレン系樹脂組成物。
請求項(抜粋):
(A)本文記載の方法で測定された還元粘度が0.40〜1.50dl/gであるゴム変性スチレン系樹脂100重量部(a成分)、(B)(B-1)下記式(1)で表わされる環状リン酸エステル化合物(b-1成分)および(B-2)下記式(3)で表わされる有機リン酸エステル化合物(b-2成分)よりなり、b-1成分とb-2成分との割合が重量比で5:95〜95:5である難燃剤1〜70重量部(b成分)からなる難燃性スチレン系樹脂組成物。【化1】(式中、R1およびR2は、同一または異なっていてもよく、下記式(2)で表される1価の芳香族基である。)【化2】(式中、Arはフェニル基、ナフチル基、アントリル基、ビフェニル基、ピリジル基およびトリアジル基から選択されるいずれか一つの基を表し、lは0〜5の整数である。R3はそれぞれが同一であっても異なっていてもよく、Ar上の酸素原子を介してリン原子に結合している部分以外のどの部分に結合していてもよく、メチル、エチル、プロピル、ブチルもしくはそのArへの結合基が、酸素原子、硫黄原子または炭素数1〜4の脂肪族炭化水素基を介する炭素数3〜14のアリール基を示す。)【化3】(式中、mは1〜5の整数であり、R4、R5、R6、及びR7は同一または異なっていてもよく、下記式(4)で表される1価の芳香族基である。また、Ar1及びAr2は同一または異なっていてもよく、炭素数3〜14のアリーレン基を示し、炭素数3〜14の芳香族基、炭素数1〜10の脂肪族炭化水素基、炭素数1〜4の脂肪族炭化水素基を介する炭素数3〜14の芳香族基、酸素原子あるいは硫黄原子を介する炭素数3〜14の芳香族基または酸素原子あるいは硫黄原子を介する炭素数1〜10の脂肪族炭化水素基を置換基に有していてもよい。また、Xは単結合、炭素原子数1〜20の芳香族基を含んでもよい炭化水素基、O、S、SO、SO2、CO又はCOO基を示す。)【化4】(式中、Arはフェニル基、ナフチル基、アントリル基、ビフェニル基、ピリジル基およびトリアジル基から選択されるいずれか一つの基を表し、nは0〜5の整数である。R10はそれぞれが同一であっても異なっていてもよく、Ar上の酸素原子を介してリン原子に結合している部分以外のどの部分に結合していてもよく、メチル、エチル、プロピル、ブチルもしくはそのArへの結合基が、酸素原子、硫黄原子または炭素数1〜4の脂肪族炭化水素基を介する炭素数3〜14のアリール基を示す。)
IPC (3件):
C08L 51/04 ,  C08K 5/523 ,  C08K 5/529
FI (3件):
C08L 51/04 ,  C08K 5/523 ,  C08K 5/529
Fターム (10件):
4J002BN141 ,  4J002BN151 ,  4J002BN161 ,  4J002EW046 ,  4J002EW047 ,  4J002EW086 ,  4J002FD136 ,  4J002FD137 ,  4J002GN00 ,  4J002GQ00

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