特許
J-GLOBAL ID:200903028624194672

転圧穿孔装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 仙頭 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-065888
公開番号(公開出願番号):特開平6-240968
出願日: 1993年02月17日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】 クランク軸1に固着した偏心筒状のクランクピン10,11等に夫々回動自在に取付けた先細りのテーパ付きローラ4,5間の隙間Cに詰込まれる土砂や石塊が該両ローラの相対回転を妨げないようにして、大口径の転圧穿孔時の効率を向上させる。【構成】 相隣るローラ4,5の対向端面に夫々同軸に凹設した円形凹所26,28を、夫々クランクピン10,11に同軸に固着した軸受カバー31,32で間隙をおいて埋め、該間隙によつて屈折した軸受潤滑用の老化グリース排出路33,34を形成させ、該両軸受カバーの間に詰込まれた土砂等がクランク軸1と一体になつて回転するようにすると共に、各ローラとその軸受カバーとの間を潤滑するようにしたことを特徴とする。円形凹所の内周面とこれに対向する軸受カバー外周面との間に、外部からの土砂の侵入を防止する密封装置を取付けることもできる。
請求項(抜粋):
クランク軸の前端に、その回転力と軸方向推力とによつて地盤を転圧穿孔する円錐状ローラを取付けて、該円錐状ローラによる穿孔を順次転圧により拡大するテーパ付きのローラを円錐状ローラ後方の各クランクピンに、夫々上下の軸受を介して回動自在に取付け、該ローラによる孔壁の転圧時に軸方向推力を生ずるように、各クランクピンをクランク軸の回転軸線に対し該回転軸線と平行な平面内において僅少傾斜させた転圧穿孔装置において、相隣るローラの対向端面に夫々同軸の円形凹所を凹設して、該各円形凹所の外周部を孔壁の転圧可能な筒状ローラ部分に形成し、且つ各円形凹所を夫々埋める円盤状の軸受カバーを、該円形凹所設置ローラ側のクランクピンの端末に夫々固着して、各円形凹所とこれを埋める軸受カバーとの間に軸受潤滑用の老化グリース排出路を夫々形成する間隙を設けることにより、該排出路の途中に屈折部を設けたことを特徴とする転圧穿孔装置。
IPC (2件):
E21B 7/26 ,  E02F 5/20

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