特許
J-GLOBAL ID:200903028629087190

出力バッファ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-013585
公開番号(公開出願番号):特開平5-206828
出願日: 1992年01月29日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】半導体集積回路の出力バッファに於て、大電流駆動時の出力変化点に於いて電源へのノイズの発生を低減することと、高速動作時の定常状態に於いて共有する電源で発生したノイズの影響を受けにくくする。【構成】出力バッファの最終段トランジスタP10,N10と並列に補助トランジスタP11,N11を設け、そのゲート入力を補助制御回路G12,G13とする。補助制御回路G12,G13は、入力信号の変化点に於て、半導体集積回路の内部または外部の制御信号M10,M11のレベルに応じて補助トランジスタP11,N11を導通制御し、更に出力端子の電圧レベルを検出して導通制御する2種類の制御回路に切り換わることで、補助制御回路G12,G13のソース・ドレイン間抵抗を変化させ、出力端子O11の変化点に於けるノイズ発生の低減と定常時に於けるノイズの影響を受けにくくする事が出来る。
請求項(抜粋):
第1の電源と出力端子との間に接続された第1のPチャンネルMOSトランジスタと、第2の電源と前記出力端子との間に接続された第1のNチャンネルMOSトランジスタとを有し、前記第1のPチャンネルMOSトランジスタと前記第1のNチャンネルMOSトランジスタが、入力信号のレベルに応じて相補的に導通制御されて、前記出力端子に接続された負荷を駆動する出力バッファに於て、前記第1のPチャンネルMOSトランジスタと並列に前記第1の電源と前記出力端子との間に接続された第2のPチャンネルMOSトランジスタと、前記第1のNチャンネルMOSトランジスタと並列に前記第2の電源と前記出力端子との間に接続された第2のNチャンネルMOSトランジスタと、更に前記第2のPチャンネルMOSトランジスタのゲートに接続されて、内部または外部の制御信号に応じて、前記入力信号の変化点に於いて導通状態とし、かつ前記出力端子の電圧レベルを検出して非導通状態とする制御回路と前記入力信号の変化点に於いて非導通状態とし、かつ前記出力端子の電圧レベルを検出して導通状態とする制御回路に切り換わる事で、前記出力端子の変化時に於ける前記第2のPチャンネルMOSトランジスタの導通制御を行う第1の補助制御部と、前記第2のNチャンネルMOSトランジスタのゲートに接続されて、内部または外部の制御信号に応じて、前記入力信号の変化点に於いて導通状態とし、かつ前記出力端子の電圧レベルを検出して非導通状態とする制御回路と前記入力信号の変化点に於いて非導通状態とし、かつ前記出力端子の電圧レベルを検出して導通状態とする制御回路とに切り換わる事で、前記出力端子の変化時に於ける前記第2のNチャンネルMOSトランジスタの導通制御を行う第2の補助制御部とを設けたことを特徴とする出力バッファ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭49-046155

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