特許
J-GLOBAL ID:200903028632313290

パッファ形ガス遮断器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-267715
公開番号(公開出願番号):特開平6-119854
出願日: 1992年10月07日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】 遮断時に固定主コンタクトと可動主コンタクトとの間の空間の圧力が低下し、ガス密度の減少により絶縁耐力が低下するので、これを防止する。【構成】 遮断の際に駆動ロッド8を右方へ移動させると、パッファ室9内の絶縁ガスが流路12を介してアーク19に吹きつけられる。その後に駆動ロッド8内へ流れた絶縁ガスが絶縁筒29の内周面に沿って固定主コンタクト3と可動主コンタクト14との間の空間Pへ円滑に移動できるように支持導体22に連通孔17bを形成し、遮断完了後や再投入の際には絶縁筒29の外部の温度の低い絶縁ガスが空間Pへ流入する小孔24を形成する。
請求項(抜粋):
絶縁ガスが充填されたタンク内に、一方の導体が接続された筒状の冷却筒を設けるとともに冷却筒の一端側の内周面に固定主コンタクトを設け、固定主コンタクトの内側の軸心位置に支持部を介して固定アーキングコンタクトを設ける一方、他方の導体に接続された支持導体を絶縁部材を介してタンク内に固定し、固定アーキングコンタクトが嵌脱自在な可動アーキングコンタクトを先端に有する駆動ロッドを可動アーキングコンタクトの軸心に沿って駆動可能でかつ支持導体に対して摺動自在に設け、固定主コンタクトに嵌脱される可動主コンタクトを有するパッファシリンダを駆動ロッドの先端に一体に設け、パッファシリンダと駆動ロッドとに摺動自在でパッファシリンダ内にパッファ室を形成するピストンを支持導体に固定し、パッファ室の絶縁ガスを双方のアーキングコンタクト間へ導く流路を可動アーキングコンタクトの外側に形成するための絶縁ノズルをパッファシリンダの端部に取り付け、冷却筒と支持導体とにわたって絶縁筒を設けたパッファ形ガス遮断器において、遮断時に駆動ロッドの内部から絶縁筒の内周面近傍を介して固定主コンタクト・可動主コンタクト間へ絶縁ガスを導く循環流路を形成し、支持導体に形成した小孔を介して循環流路と絶縁筒の外部とを連通させたことを特徴とするパッファ形ガス遮断器。
IPC (2件):
H01H 33/91 ,  H02B 13/02

前のページに戻る