特許
J-GLOBAL ID:200903028633615656

冷却ファンシュラウド装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-153909
公開番号(公開出願番号):特開平11-002127
出願日: 1997年06月11日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 エンジンマウント形式の冷却ファンシュラウド装置において、軸方向の寸法を短縮する。【解決手段】 ラジエータ側シュラウド10とエンジン側シュラウド20の間を密封するためのシール部材30をリングプレート状に形成し、外周端部をシュラウド10の後側開口端に取付け、内周端部をシュラウド20の前側開口端に形成したシール面22aに弾接させることによって、シュラウド10,20間を冷却ファン回転軸線に対し直交する面で密封する。シール部材30は、内周端部をシュラウド20の前側開口端に取付け、外周端部にシュラウド10の後側開口端に形成したシール面を弾接して組付けることもできる。シュラウド10の後側開口端とシュラウド20の前側開口端とが実質的に同一の垂直面内に配置されてシールされるため、全体の軸方向寸法を最小に短縮することができる。
請求項(抜粋):
ラジエータの後部に設けられ、前記ラジエータに冷却空気を案内するラジエータ側シュラウドと、エンジン側に対して固定され、前記エンジンから突出する出力軸によって駆動される冷却ファンの外周を覆う内周面を備えたエンジン側シュラウドと、リングプレート状に形成され、その外周端部または内周端部のいずれかが、前記ラジエータ側シュラウドの後側開口端と前記エンジン側シュラウドの前側開口端との一方の側に取付けられたエラストマ材料からなるシール部材と、前記ラジエータ側シュラウドの後側開口端と前記エンジン側シュラウドの前側開口端との他方の側にリング状の垂直面として形成され、前記シール部材の自由端側に弾接するシール面とを具備することを特徴とする冷却ファンシュラウド装置。

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