特許
J-GLOBAL ID:200903028633759356

電子制御ディーゼルエンジンの噴射量制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-046529
公開番号(公開出願番号):特開平11-247702
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 エンジンの回転変動等が生じてもパイロット噴射とメイン噴射とが繋がることなく、確実に2回噴射を行うことのできる噴射量制御方法の提供。【解決手段】 従来の制御方法により目標メインスピル閉弁時刻(TPSA)を算出した後、パイロット噴射とメイン噴射とが繋がらないために必要な最小ガード時間を算出する。続いて、パイロットスピル開弁時刻(TPLSPF)と前記の目標メインスピル閉弁時刻(TPSA)との間隔を最小ガード時間と比較し、パイロットスピル開弁時刻(TPLSPF)と目標メインスピル閉弁時刻(TPSA)との間隔が最小ガード時間以上の時は、従来の制御方法により算出した目標メインスピル閉弁時刻(TPSA)を最終のメインスピル閉弁時刻(TPSF)として使用し、最小ガード時間の方が大きい場合は、パイロットスピル開弁時刻(TPLSPF)に最小ガード時間を加えた時刻を最終のメインスピル閉弁時刻(TPSF)として使用する。
請求項(抜粋):
電磁スピル弁の開閉動作によってパイロット噴射の後にメイン噴射を行う電子制御ディーゼルエンジンの噴射量制御方法において、メイン噴射の開始指令を前記電磁スピル弁に出力するメインスピル閉弁時刻を算出する方法であって、エンジン回転数に同期して得られる信号に基づいて目標メインスピル閉弁時刻を算出し、パイロット噴射の終了指令を前記電磁スピル弁に出力するパイロットスピル開弁時刻と前記メインスピル閉弁時刻との間にパイロット噴射とメイン噴射とが繋がらないためのガード時間を設定しておき、前記パイロットスピル開弁時刻と前記目標メインスピル閉弁時刻との間隔が前記ガード時間以上の時は、前記目標メインスピル閉弁時刻を最終メインスピル閉弁時刻として使用し、前記パイロットスピル開弁時刻と前記目標メインスピル閉弁時刻との間隔が前記ガード時間未満の時は、前記パイロットスピル開弁時刻に前記ガード時間を加えた時刻を最終メインスピル閉弁時刻として使用することを特徴とする電子制御ディーゼルエンジンの噴射量制御方法。
IPC (2件):
F02D 41/38 ,  F02D 41/22 380
FI (2件):
F02D 41/38 B ,  F02D 41/22 380 Z

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